晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

行ってみたくなったモンゴル。

2007-01-17 15:48:32 | 日記

 かつては、旭鷲山関今では一人横綱の朝青龍関に代表される相撲の世界では有名な国である。概要文に記した通り金岡先生の図書を読み、韓国、中国の人々と違い、大変親日であることを知った。

 日本人も同様、大変忘れやすくまた、過去に受けた屈辱をいとも簡単に忘れ去り、他国を恨まない性格はよく似ているそうだ。日本との戦いは、過去に二度ほどの蒙古の来襲として知られるが、それ以後はない。むしろ日本軍を利用したほうである。

 歴史的なものは、師の図書を読んでほしいと思うが、その記述の中で特に感銘を受けた部分だけを記しておきたい。

1.モンゴルでは、決して敷居を踏まない。タブーとされる理由は、ゲル(移動式住居)
 の敷居は、大宇宙と小宇宙を仕切る神聖な場所とされているから。
2.こうした社会規範或いは秩序は、家庭教育で徹底的に指導され、営営と維持伝承
 されるのだそうだ。男子は6歳から馬に乗せ、父兄に倣い家畜の放牧、狩猟を学 
 ぶ。女子は、母姉について裁縫、調理それから乳製品の精製を習う。父母や
 祖父母への尊敬、服従は絶対であり、親はそれに慈悲で答える。

 
日本では戦後の民主化路線の中で、家族制度の崩壊・・・核家族化により、
 年寄りの存在が忘れ去られてしまい挙句の果てに、教育のあり方までおかし
 くしてしまった。        

 教育基本法が改正されたが、法改正だけで教育はけっしてよくならない。教師の質の向上と強い使命感がなければ進展はない。父兄の側も学校に預ける以上、学校の方針に従い、徹底した指導教育を要請していくべきである。学校も父兄の期待にこたえてほしい。

 この乱れきった世の中を一人ひとりの心がけでよき方向へ一歩でも近づける努力が必要とつくづく思う。教育現場も宗教の世界もすぐには役立たない。まずは、各家庭の中でしっかり教育してやりたい。モンゴルに見習えである!