晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

伝統あるThe British。

2007-01-31 11:50:13 | 日記

 古い家と古い家具のある暮らし・今日でも残るギルド制度・紳士の基礎をつくるパブリック・スクールなど等大変興味深く読ませていただいた。

 中でも、今でも残る茅葺き屋根の家々が相当数残っており、好まれて住んでおられる風景には、驚かされた。日本では、世界文化遺産に登録された飛騨高山の合掌造りが有名であるが、ごく限られた地域にしか残っていない建物になってしまった。戦後における生活様式は、米国流とも言える使い捨ての生活が定着しており、最近になって10年20年での建て替えは無駄だというような風潮になってきた。ちょっと気づくのに遅すぎた感がある。

 武士道と騎士道の類似点等同じ島国にあって、歴史と伝統の中で何か共通するものがあるように思えた。今、話題の教育再生についてもイングランドでは、幼い子どもたちが親元を離れパブリック・スクールで強固な精神を叩き込まれるのだそうだ。羨ましい限りだ。

 安倍総理の美しい国づくりも大いに結構。しかし、その望む方向性がちっとも見えてこない。憲法改正も大いに結構、紛争地域への海外支援も大いに結構、できるなら平和維持にかかわる協力を惜しまないことだと思う。戦争地域への派遣云々ではなく、真に平和活動へのしっかりした支援体制を確立しておかなければならないと思う。

 ちょっと、横道にそれてしまった、今日の日記である。