晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

懲りない朝青龍!

2010-02-06 09:44:21 | 注目の話題

 今回の引退勧告は甘すぎはしないだろうか。高砂親方の処分も手ぬるすぎるようだ。相撲は国技であるとよく言われる。私はそれよりも何よりも神事であることに着目したい。日本国の繁栄と豊穣を願い神前に奉納するしきたりがあるのである。その神聖なる土俵を汚し、相撲道を無視した行動は一つとして許せるものは無い。

 確かに桁はずれた才能の持ち主であることは認めよう。自分の体で栄耀栄華、欲しいものを次から次へと手に入れていった。お見事である。横綱であると同時に立派な実業家でもあった。日本で稼いだお金でモンゴルで事業を起こし、果ては大統領との話しもあるそうだ。結構なことである。

 しかし、それを可能にしたのは日本の相撲のおかげであることを忘れてもらっては困る。相撲のファンのおかげであることを考えてもらいたい。ここまで彼を育ててきた日本の相撲に感謝こそすれ恨みに思うことは何一つ無いはずである。

 まだ事件の真相は語られていない。しかし、朝青龍が手を出したことだけは確かである。しかも場所中深夜どころか朝方であるようだ。武道家の手足、体は武器である。大学生であっても暴力沙汰を起こした武道に携わる人間は即刻クビになると聞いた。まして、今回は横綱である。その責任、その罪はあまりにも大きい

 静かに反省すべきであるが、海外へ出かけるとは一体何を考えているのだろうか。理解できない。

 モンゴルの人たちにも一言言っておきたい。今回の事件を確り捉えた上で、コメントして欲しい。まだまだあなたたち同胞の関取集は大勢いるのである。白鵬横綱も健在である。軽率な言動を謹んでもらいたい。モンゴルのニュースを見ると実に腹立たしい限りである。