晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

老人連合のご登場!

2014-01-15 09:31:10 | 政治、経済
 どこぞの殿が都知事選に出馬するという。しかも、支援者ともども元総理経験者である。
ちょっと待ってもらいたい。細川さんの年齢は76歳という。又も当選後まもなくして都政を投げ出すようなことは無いのだろうか。都知事の職務は結構ハードな面もあるはずである。書を楽しみ、陶器を焼くという気の長い仕事振りで過ごされてはたまらないのである。

 佐川急便政治資金問題もうやむや、辞めれば事足れりとする姿勢にはどうしても納得がいかない。お二人とも即原発ゼロを掲げている。何をいまさら寝ぼけたことを言っているのだろうか。原発は今に始まったことではない。これまで、其の危険性を認識してこなかった理由はナンだろうか。ただ、単なる無知では済まされないはずだ。一国の総理経験者である。国家、国民のために役立つ政策、施策を慎重に進めてくれていると思うが、現役時代の反省の弁は聞こえてこない。

 原子力発電は、ただ単なる発電だけの技術を求めているだけではないことくらいご存知のはずである。唯一の被爆国として、絶対に核を持たない方針でありながら、原発はなぜ許されてきたのだろうか。回りには核を持った国々がある。これからも核を開発しようとする国々はたくさんある。核を持てば、これが抑止力という力になるというのだが、果たしてどうか?

 私は原発イコール原爆だと思っている。其の技術を保留するために原発が必要とされている事実も認めなければならないだろう。即ゼロは最も望ましい姿であることは認めよう。しかし、すべての原子力技術を即刻捨て去ることが、果たして国益につながるかどうか大いに疑問なのである。


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