晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

「鎌田 實のしあわせ介護」を読んで。

2007-09-27 15:52:27 | 健康
 介護保険制度がスタートした2000年には65歳以上の10人に一人が要介護認定を受けていた。それが今では400万人を越え、6人に一人が要介護認定者となっているのだそうだ。とても人事とは思えない現実である。

 平成16年、日本人の平均寿命は、男性78.6歳、女性85.6歳と世界のトップになった。2000年WHOは健康寿命という新しい考え方を発表した。つまり、自立して健康に暮らせる寿命のことを言うのだそうだが、平均寿命から健康寿命を差し引いた期間が何らかの介護を必要とする年月になるということだ。

 2002年、日本人の健康寿命は、男性72.3歳、女性77.7歳とか、したがって男性6.3年、女性、7.9年の介護期間があるということになるとのこと。介護問題は、本当に人事ではない。日本人の生活スタイルが核家族化が進み、回りを見回してもほとんどが夫婦二人きりの生活である。どちらかが倒れてしまえば老老介護のスタートとなってしまう。

 我が夫婦も来年は、そろって古希を迎える。この十年から十五年を健康で過ごせればと考えている。ただ今一病息災を目指して奮闘中。


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