晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

私の観点(15)・・・締らない国会議員のクールビズ。

2012-09-15 10:54:44 | 日記
2009年   当年71歳


 小池前環境相が唱えたクールビズスタイル、やっぱりどこかなじまない感じがする。特に、このスタイルをとり始めてから、政治家の政策信条も何もかもだらしなくなった感じがする。国会は最高の国権機関である。その場において、ノーネクタイスタイルが省エネに通じるとした短絡した発想から、世界でも類を見ない締りのない議員集団がうごめいている感じである。

 ファッションなど無関係のはずの人たちが、ハイネックやらボタンダウンやらやたらにYシャツに凝っている姿は、滑稽であり、軽薄極まりない。時には、どこかの俳優然として胸までさらけ出している姿を見ると果たしてこの人たちに政治をお任せして大丈夫なのか不安になってくる。テレビに出てくるコメンテイターにしても解説者にしてもそれなりのTPOを心得ている人たちは、ネクタイ着用の上出演している。

 このノーネクタイスタイルによって冷房の温度が、一度でも二度でも違うのだろうか。このスタイルがCO2の削減にどれほど効果があるのだろうか。たとえ暑かろうが寒かろうが、しっかりした議論をする場においては,それなりの身構えも身支度も必要であろう。すっかりリラックスした雰囲気では、議論もかみ合うはずはないだろう。

 こじつけ、屁理屈、やたらとマスコミ受けを狙ったこの決定には、情けないやら、みっともないやら、軽々しいやらどうも締らない。

 
 議場内においては、やはり背広にはネクタイをこれが国際標準であろう。


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