晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

私の観点(1)・・・自己責任の声をもう一度

2012-09-04 08:56:12 | 日記
 定年退職を期に、某新聞への投稿を続けている。これまで5回ほど採用になったが、書きに書いたり、その原稿は相当量になってしまった。パソコンはいずれトラブルを起こしかねない。そんな時のためにもブログへ投稿しておこうと考え、今日から書き記していこうと思う。実は、先先日から他のブログ(私の視点として)へ書き始めたのだが、とてもとてもまかないきれる量ではないことに気がつき、もうひとつ「私の観点」として書くことにした。今日は第一回目である。


 平成17年    67歳時点で

 過日たまたまドイツ人医師ノベルト・フォランツエン著「北朝鮮を知りすぎた医者,脱北難民支援記」を読んだ。北朝鮮の体制側を除く一般国民の生活環境は、とても怒りと涙なしには読み進むことができないほど悲惨なものであった。金正日体制が続く限り、自国内における人権問題(食料、医療、収容所、脱北避難民等々)は解決できないのではと指摘していた。

 われわれ日本人にとっては、最重要課題である拉致被害者の一日も早い帰国を望むわけでありますが、ここにきて国連においても核兵器と並び拉致を含む人権問題が議題に取り上げられたことは解決への明るい兆しと思われ喜ばしいことと思います。

 そうした時期に亡命日本人女性の帰国が報じられました。マスコミ(主にテレビ局)は連日各局で競って取り上げておりました。本人の意思で亡命し、自分の意思で帰国
を望み、それを援助した所属芸能会社の関係者まで出演させるテレビ各社の節操のなさはいかがなものかと思います。

 つい数ヶ月前、イラクで支援活動をしていた日本人数人が人質となり、やっとの思いで帰国がかなった時、政府関係者もマスコミも一般国民もどう対応したか?忘れないでほしい。それは、自己責任という言葉であり、実際帰国費用の一切を個人の責任にしたはずであります。今回の事の真相は、明らかではありませんが、自己責任に間違いないはずであります。このようなおろかな行動から芸能関係デビュー?とんでもないことです。国民一人一人が自戒を持って対処したいものであります。

(注)
 どこのどなたが起こしたことだったか記憶にない。ただいえることは日本人の平和ボケというか、無防備というか、世間知らずというかそんな人種に成り下がっていることも確かである。マスコミもすべて右にならえの感さえある。
 北朝鮮も金正恩に引き継がれた。なにやら改革開放へ向かい、国交を正常化をして日本のお金が必要になってきたのかもしれない。これがチャンス、一気に拉致被害者を取り戻す千歳一隅のときであろう。


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