晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

私の観点(2)・・・今、なぜ郵政民営化なのか?

2012-09-04 13:32:55 | 日記
 平成17年7月4日     私67歳のころでした。

 その結果責任は誰が取るのか?
4日衆院特別委員会で郵政民営化法案が可決されました。衆院本会議(5日)ではどうなるか。できれば否決されることを願うばかりである。充分な討議もせず、ただ民営化ありきの小泉総理の下、政府首脳が一丸となってごり押ししていように見えて仕方がない。

 今、なぜ民営化が必要なのか?民にできることは民へは理解できても、ただそれだけの理由からなのか。旧国鉄の民営化と異なり、郵政公社は大きな赤字を抱えているわけでもなく、また将来に禍根を残すような問題を抱えていないにもかかわらずである。公社化した現在、もう少し時間をかけ、充分な議論を重ねた上で国民的コンセンサスを取り付けてからでいいではないか。

 26万人にも及ぶ人たちの身分にかかわる問題、将来の生活設計誤算、簡保、郵貯にかかわる国民の不安等全く見えてこない部分が多すぎはしないだろうか。中でも4日の質疑によると郵便のユニバーサルサービスから小包を除外する予定とか。竹中大臣は小包事業は6%に過ぎないと答弁しておりましたが、海外へ小荷物(小包)を送るのにこれほど簡便でしかも手じかにある郵便局での取り扱いは生活に不可欠なのであります。この一点からも国民の利便性について、なんら考慮していなことが伺えます。民営化失敗の結果責任は誰が果たすのか。お伺いしたい。


(注)
 民営化問題は今もくすぶり続けている。過疎の人たちはどうしているのだろうか。コンビニのないようなところでは、お金の扱いに困ってやしないだろうか。都市部では少しずつではあるが、改善されてきている節もあるようだ。最近亀井さんの姿が見えないのが気になるのだが?


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