晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

私の観点(8)・・・マスコミ各社の独自性を期待したい。

2012-09-10 10:11:38 | 日記
平成19年     69歳


 この一両日のテレビ番組を見て、日本は実に平和な国であり、世界から海を隔てて守られた国家であると痛感した。若手力士が死亡した時津風部屋の問題は追及の手を緩めることはできないが、連日の亀田親子の報道には、もういい加減にしてもらいたいと思えるほど、各社が朝から晩まで取り上げている。

 この問題の発端の一役を担ったTBSテレビまで、批判的報道をはじめてしまった。謝罪会見の順序として、亀田親子は勿論であるが、ここまでヒートアップさせたTBS担当部局からの謝罪があってもいいのではないだろうか。知らぬ存ぜぬの姿勢であっては、次にまた同様な問題を引き起こしかねない。まずはテレビ報道各社の品格、品位と独自の番組制作を望みたいと思うばかりである。どのチャンネルをひねっても同じ報道がなされている現実は、実に情けない光景である。

 日本のおかれている現状を見渡すならば、テロ新法はどうするのか。消えた年金問題はいったいどうなっているのか。消費税問題はどうなるのか。格差問題の広がりをどう防いでいくのか。第二の薬害問題ともいえるフィブリノゲン投与によるC型肝炎発症問題の責任の所在はどうなるのか。それに今後大きな事件に発展しかねない自衛隊と武器輸入商社との関係、取り上げる問題は山積しているはずである。

 この機会にマスコミ各社の猛省を促したい。



(注)
 5年前の出来事である。日本現状として取り上げた消費税問題、年金問題、自衛隊と武器メーカーとの関係、今また新たな問題がおきているようだ。要は、この5年間なんら解決を見ていないことだけは確かである。経済問題然り、各メーカーは生き残りをかけて懸命な努力をしている。世はデフレである。このままでは先が見えすぎている。それこそ日本沈没を待つだけなのか?


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