禁断の部分にちょっと首突っ込んでみました

2018年04月11日 | 井戸端会議
2018プロ野球が開幕して、中日球団に関わる問題点が次々と勃発してる。
以下、3件の案件は中日球団は真摯に受け止めなければならない。
もともと外野応援席は無法地帯といわれて相手チームや選手の人格までおとしめる暴言が飛び交う、今もプロ野球界に根強く残る悪しき慣習が露呈した。

私は少なからず、旧応援団を不許可にしたあたりから数年後(現在)、外野応援席がこの様に荒れていくのだろうと感じてなりませんでした。
このブログにて応援に対していくつもの提案をしてきましたが・・・
なので、驚きも怒りもありません。
ただただ悲しい限りです。

①【広島で「◯◯落ちろ!」と、中日ファンが野次った問題】
http://biz-journal.jp/i/gj/2018/04/post_6254_entry.html

僕らドラゴンズファンとして人として非常に情けなく恥ずかしく悲しい出来事が起きた。
戦後生まれの私。
シーズンが始まると毎日の様に平和に通ってるここナゴヤドーム一帯は、戦時中三菱の軍需工場で零戦や対空砲も作っていた要所であった為、真っ先に空襲などで狙われたと聞きます。
あの時代、若者は野球をしたくても出来ず多くの方々が戦地で犠牲となり亡くなられた。
戦後、野球が日本の復興において国民の心の支えとなり夢や希望の一つとなった。そういったことの歴史を理解認識した言動はドラゴンズファンだけでなく、どこの球団のファンも日本国民として必要なこと。
今回の一件は日本全国にニュース報道されました。
私自身も含め野球ファンの皆様も、今一度野球観戦モラルを再認識する機会であったと思います。
悪質なヤジに対して、MLBでは球団がヤジった観客を永久追放でき、追放された人間が再入場すると不法侵入で逮捕することもあるという。
※以前、このブログ記事に書かせてもらった『観戦マナー』にあったスタンド光景写真は、同じ輩(関西ファンとのこと)に思えてならない。

②【球団公認応援団長が脅され、解任させられた問題】
https://www.nikkansports.com/m/general/news/201804030000646_m.html?utm_source=line&utm_medium=social&utm_campaign=nikkansports_ogp

これも悲しいニュースです…
私の憶測ですが、このニュースが発信されたのが奇しくも4月3日19時頃(開幕戦を戦ってる最中)=2018ペナントレース・ナゴヤドーム本拠地開幕日開幕時間に合わせていることから、中日球団がライトスタンドのコアなファンへ暗黙のメッセージを送ったとしか思えてならない。(球団公認応援団に口出しするな!っと)
記事の内容を見る限り、応援団長を辞める様に強要したことで逮捕となってます。私が思うに他に何の特にもならずこの方たちはただドラゴンズに対する思いが熱くなり過ぎただけのこと。元◯◯団だったからこんな記事になった様に思えてなりません。口出しする昔からのコアなファンの見せしめではないかと思える。
ライトスタンドに陣取る球団公認応援団は学生主体のまだまだ社会人としては未熟と言って良い若者たちが学生気分で80年以上も歴史伝統のあるドラゴンズ応援をファンの意見も取り入れることなく好き勝手にサークル気分で振る舞われれば意見をしたくなるのは当たり前。
だから脅して良いとは言っていない。しかしこの先まだまだこの様な応援スタイルに意見しもめることは起こりうる。以前より真剣に応援してる方、お酒を飲みながらの方も多くいる、仲間やグループの方もいる中、またゲームの進行状況もある、熱くなればなる程ストレスや不平不満が出て当たり前の無法地帯の様な場所などを考えれば、濃厚な人間関係に身を置き、かつコアなファンからプロ並の“仕切り”を求められるのは当然のこと。学生さんレベルではちょっと荷が重いはず。
これを機に中日球団は本当に他人任せにするのではなく、球団独自スタッフを配置し、スタンド秩序やモラルなど運営のあり方を検討して行くことを求めたい。

③【球団公認応援団活動をメディアが特集で取り上げ間違った報道をした問題】

某テレビ局が誤った内容を放送したことは納得いかない。
開幕前3月末、夕方のニュース番組の中で現・球団公認応援団の一個人活動を取材し放送した際、『旧・応援団が反社会勢力との関与があるとして、2014年全ての団体に活動停止を命じた』と伝えた・・・
真実を伝えなければならない立場のマスコミは詳しく取材をし、この内容で間違いなかったのか、もう一度再取材し訂正するところは訂正して頂きたい。
下記の判決内容には、どこにも“反社会勢力との関与があった”とは記されてない。

「中日ドラゴンズの私設応援団員が球場への入場を禁じられ、日本野球機構と12球団を相手取って、入場禁止措置の取消と慰謝料を求めて訴えた裁判は、2013年2月、最高裁が原告の上告を棄却。原告敗訴が確定した。」
http://npb.jp/npb/20140722_1release.html

真実は上記内容を見て分かる様に、明確な理由もなく不許可と排除扱いされた団体を全国中日ドラゴンズ私設応援連合は次年度の申請書を提出する際に許可団体と一緒に連合加盟団体として申請したから、連合加盟団体全て不許可になったと自分は認識している。
歴史と伝統がある旧応援団側と球団側双方がもっとより良いチームとファンとが一体となる明るく楽しく感動する観戦環境を演出提供して行く方向へ協議して欲しかった。

以上3件の案件を中日球団はうやむやにしてはいけない。
旧応援団が良かったのか悪かったかはさておき長年スタンドの秩序を保ってたのは事実。この様にファンの質が落ちたのは旧応援団を不許可したNPB(中日球団)にも責任がある。
新聞記事に“広島の件”について球団代表がコメントを出してるが…

「(今後)同じような案件が起きたら激しく対処する」
今後ではなく今回の案件はドーム内でアナウンスするだけですますのではなく、中日球団はプロ野球全ての関係者やプロ野球ファンに先ずもって謝罪をすると共に、強烈なペナルティーを受けるべき内容です。
球団の危機管理はどうなってるのか。
サッカーでは、サポーターによる人種差別ヤジや中指を立てたりしただけで、本人の出入り禁止や、時にはチームが罰金を取られたり、無観客で試合を行わされるなどあります。
ファンの質が落ちた1番の原因は球団が応援活動に向き合わず黙してきたところに不祥事を生む土壌があったのではないでしょうか。

※最後に間違っている自分勝手な認識をしているところがあればご容赦下さい。関係者各位にお詫びいたします。