2021年オフに結んだ3年契約の最終年。
立浪監督就任後2022.2023年と2年連続最下位に沈んだ。
今シーズンは開幕から投打が噛み合い、4月には引分を挟んで6連勝するなど8年ぶり単独首位に立った時もあった。しかしその後、5連敗を喫し苦しい戦いが続きズルズルと下位に…。
今シーズンもBクラスに低迷しており、ネットやSNSを中心に「立浪監督は今季限りで・・・」という声が圧倒的に多い。プロ野球は勝負の世界だけに〝立浪監督更迭論〟が出るのは理解できる。
〝謎采配〟などと立浪監督に対し批判する声が多く年々酷くなっていく。
それに対し立浪監督は、以下の様な取材記者にコメントを残している記事を目にした。
立浪監督
『よく「勝負の責任は監督にある」とか「使った監督が悪い」といったコメントを聞きますが、そんなことは当たり前でわざわざ言うことでもないと思います。「その選手を使った俺が悪い」という人もいますが、プレーをしてる選手に失礼です。でも、そう言わないと「監督は選手のせいにする」などと言われます。私はもちろんそんなことは思っていません。
今は、世の中全般で「まずは否定や批判から入る」ことが多くあります。負けた原因について、ああだった、こうだった、誰を使っていれば良かった、といったことも言われます。時には参考にすることはありますが、全て受け入れるわけにはいきません。
結果が出ない時に監督である私が批判を受けるのは当然だと思っています。全て受れた上で、数年後に「強くなったな」と思われるチームにしたいと考えています。』とコメントしてます。が・・・
ドラファンとしてはこの先もう数年後と言われても待ってられない。
ドラゴンズが低迷して13年間待ち焦がれたセントラル・リーグペナント制覇の夢どころかAクラスに1度しか入れないありさま…。
名古屋という土地柄は歴史的背景もあり負けることが許されない雰囲気がある。
現在(8/21)、借金12。セントラル・リーグ5位。6位のヤクルトと最下位争いを演じる中、自力でのCS進出の可能性も消滅した。
長年にわたってドラファン誰もが待ち焦がれた末に誕生した〝ミスタードラゴンズ〟がこのまま終わって欲しくないのだが。
それに対し、ここ数試合バンテリンドームは、3万5千人を超え〝満員御礼〟を連発しチケットの入手が困難な状態が続いてると聞く。
観客動員が好調なことと〝ミスタードラゴンズ〟が監督であるということは無関係ではないのでは?
球団としてはここ数年を見ると、グラウンド内外トータルで考えた時、今のドラゴンズを指揮する人物としては最適かもしれない。
球団はビジネスとして利益が出ることを第一として考えてるのではないか。観客動員も右肩上がりでグッズ売上げも好調。選手補強に大金を掛けてまで勝利に固執してる様に見えないのだが…。
などを考えると来季も契約を結ぶというのは理にかなってる部分が多い。
ビジネス的な視点から見ると契約延長の可能性もあるのではないか?
残り30試合程、どこまで巻き返せるか。残りの試合を1つでも勝って順位を上げ、来季に期待が持てるチーム作りをしたいところ。そうすれば自ずと来季も立浪監督続投という流れになるのではないか。
『どうする立浪、どうなる立浪』