うろこ玉絵日記

日々のなにげない一こまを絵日記にしてみました。大阪に近い奈良県在住です。
マウスでかいてまーす。

やだってさ・・・

2006-06-30 | Weblog
息子が私の絵の具をかしてほしいというので
いいよといい
居眠りしていました。

しばらくして
「ママ!みて!」という声に起こされ、
目に飛び込んできたのがこの派手派手大将。


「きれいだけど。カブトムシさ、いやがってるんじゃない?」
「カブトムシちゃん、おしゃれいいもんねー」

タイミングよく頭をこっくりする大将。

ニッカンジョウヤク

2006-06-29 | Weblog
「あんにょん・サヨナラ」をもっと知る学習会、
に参加しました。


連行されて、名前をはぎとられ、
文化をうばわれ、どこへいったのかも、
生死すらわからない。

あやまちを認めてほしい、
心から「もうしない」と誓ってほしい、
生きているなら手がかりがほしい。

そんな願いを
「どこの何某がいつ、何人いなくなったのか
記録を出せ」と突っぱねたのです。

その後の補償も謝罪の意味ではないと位置付けました。

まだまだ、
「謝った」
「まだ謝っていない」
のやりとりは繰り返されるでしょう。


もも

2006-06-26 | Weblog
ちゃぶ台に置かれたもも。

人の気配があるうちは大人しい。

みな寝静まり、空気が動かなくなると、
部屋中にその匂いを充満させる。


はじめは控えめで、甘やかなものであったが、
次第に鼻腔をつき、
しつこくまとわりついてきて、
なんともいえない気持ちになる。

じゃがいもと夫

2006-06-25 | Weblog
自分で掘ってきたいもを調理しているところ。

食べながら
「アンデスのふもとの・・・(つづきは考えられなかったらしい)」と言い出したり、
「おっさんは黙ってろ。妻は最近そんな顔をする」

などとひとりぶつぶつ。


へびのあかちゃん

2006-06-20 | Weblog
我が家のそばにいたらしく、
子らがへびのあかちゃんを捕獲してきました。

小さくても舌はしっかり二つに分かれています。

私はなんとなく「人になつくへびが飼いたいな」
というのが頭にあって(絵本“へびのクリクター”の影響です)、
「あまり強く念じないほうが叶うんだ!」
とちょっと法則を見出したような気でいましたが、
ネットで調べた結果はジムグリといって
毒はないけど飼育はむずかしい、とありました。



さんざん母子でかわいいね、と観察していたのですが
「むずかしいんだって。死んじゃうかもよ」
といったら即刻息子(5)が放しにいきました。

イラクのサナリアちゃん

2006-06-19 | Weblog
9歳です。大人びた笑顔が印象的です。

彼女は淡々と話します。

「大人はわたしたちが子どもだというだけでよくなぐります」

「外に出るのは危険なのでとてもこわいです」

「ある日外ですごい音がして、みてみると人がたくさん死んでいました」

「学校のともだちは鉛筆だとおもってひろい、さわっていると
 爆発して死んでしまいました」


めちゃめちゃになった街の絵を描きました。
私が絵画教室でみる子どもたちの絵はどれもハッピーなのに。

キアゲハとびたつ

2006-06-17 | Weblog
幼虫から育てていたキアゲハが、今朝サナギから
脱皮しました。

しばらく葉のうえでじっとして羽を乾かし、
一時間ほどゆっくり、慎重にはばたく練習を続けたのち、

どこで彼女(彼)は「もうだいじょうぶ」と思い立つのか、

しずかに、でもいさぎよく飛んでいきました。