うろこ玉絵日記

日々のなにげない一こまを絵日記にしてみました。大阪に近い奈良県在住です。
マウスでかいてまーす。

おはよう

2013-08-29 | Weblog
昨日の夕日は真っ赤でした。



この期に及んでもまだ福島に子ども達を留め、原発を再稼動し、さらには国外に輸出しようとする政府や
だれも責任をとらない東電には

怒りと憎悪しかありませんが


とにかく生きましょう。

自分の選んだ道を生きるのです。


昨日、詩人であり、ハンセン病の回復者である塔和子さんが亡くなりました。

この方の詩を載せます。



「選ぶ」塔和子

選ぶことは捨てることだ
百から十を
十から一を
選んで九十九を捨てる
この人を選んであの人を捨てる
この道を選んであの道を捨てる
ひとつの宝石
一枚の着物
一個の化粧品
選ぶことは贅沢なことだ
選ぶことは厳しいことだ苛酷なことだ
だが
人は選ばねばならない
どんなに多くのものに囲まれていようとも
自分の物にするとき
たったひとつを選ぶことを強いられ
同時に九十九を捨てることを強いられ
選んだ重さを負わされる孤独な存在だ
だが選ぶことは愛することだ
捨てた九十九より選んだ一が重くなるほど
選ぶことは捨てることだ
選んだ一のために九十九のさびしいうめき声をきくことだ
九十九のさびしいうめきを振りすてて
一を選んだ勇者はだれ
あなただ
私だ
この世に参加している
人間だ








こよみは、

2013-08-19 | Weblog
釜ヶ崎のたのしく切ない夏祭りも終わりました。

3日連続の、舞台でのライブ演奏、屋台の料理、そして今年なくなった仲間の慰霊祭、おっちゃんたちの盆踊り。

今年は、子連れで行きましたよ。
モツ煮(50えん)、フライドポテト(100えん)、泉州のてんぷら盛り(100円)など買いつつ
新今宮駅前コンビにですでに購入済みの発泡酒など呑みつつ、ぶらぶら。

SHINGO★西成ライブちょっと聴いて。
「ライブって面白いんだね。また何かあったら行ってみたい!」と息子。

娘はわたしと何度かサンボマスターのに行ったことがあるのですが、息子はライブ未体験なのでした。


そのあと知り合いのままの店で、中川五郎さんのライブを見て、帰ってきました。



帰り道、耳をすますと、いつのまにかカエルの鳴き声ではなく、秋の虫の鳴き声にかわっていました。
暦はもう秋なのですね。








あついねえ

2013-08-10 | Weblog
毎日しんどい関西地方です。

今日も暑くて~・・・。


昨日は金曜日でしたので、恒例の炊き出しでした。
5月から関わってる炊事ですが、休むことなくお手伝いできてます。


昨日のメニューは、フードバンクさんからいただいたフリーズドライのパックごはん(ひじき入り・お湯をいれて20分待つと食べられる)
に、シソ、みょうが、カイワレ、紅しょうが、薄焼きたまご、海苔をまぜてちらし寿司風にしたのと、
じゃがいもとお麩のお味噌汁にしました。

22,3人が並びました。日によってご飯が大量に余ることがあるのですが、昨日は完食でした。
みんな日焼けしてる。どこで過ごしているのかな。





その前の前の週は、ぶっかけ蕎麦にしました。
炊事を行う台所(わたしは魔境とよんでいる)から、震災前の蕎麦が発掘されたので、大根おろしやひき肉のいためたのや刻みネギなどのっけて出しました。

今の時期はやはりサッパリしたものが好まれるようです。

後片付けは、みんなでやります。
手伝ってくれた一人の男性が、「今日の蕎麦はおいしかったなあ」としみじみ言ってくれました。

アパートの台所まで食器を運ぶ道すがら話を聞くと、もともと野宿していたけれど、今はアパートに入れて
生活保護を受給しているそう。
まだ体力もあるので(60歳)、仕事をしたいが、なかなかみつからないとのこと。

一人の部屋で食事をとっていたから、外で、皆で食べられて、気分がちょっと変わっておいしかったのかもしれません。


炊き出しに並ぶのは抵抗があるけど、また来たい、
梅田駅の夜回りも手伝いたい、と言ってくれました。



いろんな人がかかわっては、通り過ぎていく、またどこからかやってきては、去っていく  
そんな場所です。