仕事帰り。
小田原から小田急に乗っていたら
隣に座ったおじさんが
「ぽほっ!」とか
「うほっ」
「うひょ!」とか言ってて
お酒のにおいスルナー、ご機嫌さんダナーと思いながらも
そちらに顔を向けないでいた。
そしたら、わたしに体をのばして、肩をつんつん、としてきた。
「ほら、みてくれよう
あんなきれいだよー
おれはあんなきれいなの、みたことねえよ」
ほっぺがぴかぴかで、にこにこしてた。
うんうん、とあいづち打って、つきあいでわたしも空をみた。
いつもの夕焼けだよ。
おじさんの心はそのときうれしかったのか、かなしかったのか?
なんかそのあとぐすぐすしてて
突然立ち上がってズボンのポケットを探したりしてた。
わたしはもう降りる駅だ。おじさん、グッドラック!
小田原から小田急に乗っていたら
隣に座ったおじさんが
「ぽほっ!」とか
「うほっ」
「うひょ!」とか言ってて
お酒のにおいスルナー、ご機嫌さんダナーと思いながらも
そちらに顔を向けないでいた。
そしたら、わたしに体をのばして、肩をつんつん、としてきた。
「ほら、みてくれよう
あんなきれいだよー
おれはあんなきれいなの、みたことねえよ」
ほっぺがぴかぴかで、にこにこしてた。
うんうん、とあいづち打って、つきあいでわたしも空をみた。
いつもの夕焼けだよ。
おじさんの心はそのときうれしかったのか、かなしかったのか?
なんかそのあとぐすぐすしてて
突然立ち上がってズボンのポケットを探したりしてた。
わたしはもう降りる駅だ。おじさん、グッドラック!
今朝の夢には
今年なくなった友人が出てきました。
きれいな娘さんを遺して旅立った彼女は、夢の中では、
闘病のためにばっさり切った髪がまた伸びていて
肌の色もよくて。
「若返りましたね」と言うと
当然でしょ?という顔で「そおぉ?」とふふん。
こんなのは、わたしの脳みそが見せる都合のいい幻想でしょう。
でも、ちょっとほっとした。元気でやってるじゃん。
今年は近い人をたくさんなくした。
生まれてきてこんなの初めてってくらい、たくさんのお別れがあった。
みんな女性だった。
病気とたたかっていた。
みんな、笑顔しか思い出せない。
あなたは生きるんですよ、って笑ってる。
笑ってるね。
わすれてないってば。
今年なくなった友人が出てきました。
きれいな娘さんを遺して旅立った彼女は、夢の中では、
闘病のためにばっさり切った髪がまた伸びていて
肌の色もよくて。
「若返りましたね」と言うと
当然でしょ?という顔で「そおぉ?」とふふん。
こんなのは、わたしの脳みそが見せる都合のいい幻想でしょう。
でも、ちょっとほっとした。元気でやってるじゃん。
今年は近い人をたくさんなくした。
生まれてきてこんなの初めてってくらい、たくさんのお別れがあった。
みんな女性だった。
病気とたたかっていた。
みんな、笑顔しか思い出せない。
あなたは生きるんですよ、って笑ってる。
笑ってるね。
わすれてないってば。
最近みた映画の宣伝で
「男がほんとうの男だった時代」みたいなことを言ってたので
家に帰って夫に
「女が女だった時代、とかは言わないよね」というと
「女は生まれたときから女だからだ」
と昔誰かが言った様なことを言う。
そうは思わないけどなー。
生まれたときから女だなー、というのは、その女をみた、たぶん男が決めるのだと思う。
わたしが息子の行動をみて
ああ、男(の子)だなーと思うのは、
思考が単純明快だったり、スケールがでかかったり、どーしょもない甘ったれだったりする場面だけど
でもこれだってかなりバイアスがかかった決め付けかもしれない。
男が女を女だなーと思うのは、そういったちょっと微笑を誘うものではなくて
なんだか色気とか、秘めた作戦めいたものとか、男がどきっとするようなことを指しているのじゃないかなーとおもう。
わたしのことを言えば、わたしは母に
「あなたは色気がないから・・・。でもきっと結婚できるよ、だいじょうぶ」
と思春期頃からずいぶん言われてきたのであって
(なぜそんなことを言ったのか不明だけど、言われるとかえって不安になった)
それで、やっぱりずっとさえなくて、女になんかなるもんか~!と思い続けてきたので
けっして生まれたときから女であるなんて嘘だとおもってる。
いま思えば、女は男に選ばれることが幸せという考えを母が娘に教える、の図だったとおもう。
夫は
「男の中の男だけど」という歌をきけば「いーなー!」と言い、
寅さんの映画をみて、男たちが茶の間で飲んで笑って、女たちが台所で固まって炊事をしながら笑っているのをみれば
「いーなー!」という。
あこがれてるんだよね。そういうのに。
男女平等とは言うけれど、今はでもやっぱり男社会で
女子どもを養わなけりゃ一人前と認められず、不安で孤独で
生きづらいから「いーなー!」がでちゃうのかな。
別にいいじゃん!男らしさなんかいらないよ!というメッセージを私なりに送っているが
社会的には稼ぎ頭で世帯主である体面や、なにより男らしさが必要とされない中で男として生きることに、
なんとも居心地の悪さを感じているのだ。きっと。
この生きづらさをなくすには、どうしたらいいんでしょうね?
「男がほんとうの男だった時代」みたいなことを言ってたので
家に帰って夫に
「女が女だった時代、とかは言わないよね」というと
「女は生まれたときから女だからだ」
と昔誰かが言った様なことを言う。
そうは思わないけどなー。
生まれたときから女だなー、というのは、その女をみた、たぶん男が決めるのだと思う。
わたしが息子の行動をみて
ああ、男(の子)だなーと思うのは、
思考が単純明快だったり、スケールがでかかったり、どーしょもない甘ったれだったりする場面だけど
でもこれだってかなりバイアスがかかった決め付けかもしれない。
男が女を女だなーと思うのは、そういったちょっと微笑を誘うものではなくて
なんだか色気とか、秘めた作戦めいたものとか、男がどきっとするようなことを指しているのじゃないかなーとおもう。
わたしのことを言えば、わたしは母に
「あなたは色気がないから・・・。でもきっと結婚できるよ、だいじょうぶ」
と思春期頃からずいぶん言われてきたのであって
(なぜそんなことを言ったのか不明だけど、言われるとかえって不安になった)
それで、やっぱりずっとさえなくて、女になんかなるもんか~!と思い続けてきたので
けっして生まれたときから女であるなんて嘘だとおもってる。
いま思えば、女は男に選ばれることが幸せという考えを母が娘に教える、の図だったとおもう。
夫は
「男の中の男だけど」という歌をきけば「いーなー!」と言い、
寅さんの映画をみて、男たちが茶の間で飲んで笑って、女たちが台所で固まって炊事をしながら笑っているのをみれば
「いーなー!」という。
あこがれてるんだよね。そういうのに。
男女平等とは言うけれど、今はでもやっぱり男社会で
女子どもを養わなけりゃ一人前と認められず、不安で孤独で
生きづらいから「いーなー!」がでちゃうのかな。
別にいいじゃん!男らしさなんかいらないよ!というメッセージを私なりに送っているが
社会的には稼ぎ頭で世帯主である体面や、なにより男らしさが必要とされない中で男として生きることに、
なんとも居心地の悪さを感じているのだ。きっと。
この生きづらさをなくすには、どうしたらいいんでしょうね?
さっき、本と厚揚げといっしょに友だちが届けてくれました。
なんでこんなペアになって、色がちがうの。かわいいね。
赤いところは実がじゅくじゅくして、皮が破れているのもあります。
舐めたら、甘かったです。
なんでこんなペアになって、色がちがうの。かわいいね。
赤いところは実がじゅくじゅくして、皮が破れているのもあります。
舐めたら、甘かったです。