うろこ玉絵日記

日々のなにげない一こまを絵日記にしてみました。大阪に近い奈良県在住です。
マウスでかいてまーす。

くものいと

2010-02-22 | Weblog
息子は、ぼくだったらちゃんとほかのひとものぼってもいいといえるとおもうといいます。


わたしは、わたしならいえないなきっとといいます。


息子は、やっぱりぼくもいえないかもしれないといいます。



ここは母親として
「言える人になりなさい」とかいうべきだったのか??





コルク

2010-02-21 | Weblog
マロニエで地球市民フェスタがありました。
毎年、子どもたちがとても楽しみにしている、小田原市のお祭りです。

今日は子ども二人と、息子の親友Sくんと、4人で自転車でいきました。



今年もまた、いつものように娘のお友だちのお父さんがやってるイランのケバブ屋さんで
おいしいもの買って、
息子のお友だちのお父さんは楽しそうにずっと太鼓たたいてて、

フェアトレードのお店でチョコ買って

ハンモックカフェで息子とSくんはムリヤリ二人でハンモック乗って、

ネパールのお店でチャイ飲んで

モンゴルのお店で馬頭琴さわらせてもらって


あちこち、ぶらぶらのぞいて、物色して
顔見知りにあっておしゃべりして



昨日も飲んだしな、うーん、とおもったけど
やっぱりゆうわくに負けて買っちゃった。
ワイン。


ルーマニアのワインのコルクにかかれてた、愛敬のあるお日様。



16時現在!

2010-02-18 | Weblog
朝の雪景色がうそのようでした。

もうなくなっちゃった。


デイのお迎えは、小田原駅周辺のおうちは全然問題なかったのですが
箱根のほうのおうちは、ちょっと緊張しました。


雪はやんでいたのですが、高い木から雪のかたまりが落ちてきて、ぼんぼんフロントガラスに当たるし、
急な坂道には、いつもなんにもないのに、たくさん車が停まっていたし。


慣れてないから、びくびくしてしまう。
雪国の人がみたら、きっとおかしいね。



水之尾の坂の上から見下ろした景色はすてきでした。
真っ白な雪をかぶった、山のいろんな種類の木々の向こうに、にぶく光る海がみえました。










よこすか軍港めぐり

2010-02-13 | Weblog
に、友人と行ってきました。


あいにくの天気でしたが、船に乗っているときは、雨はあがっていました。



『アメリカ海軍第7艦隊と海上自衛隊の艦船基地を間近に見ながら横須賀の港を船でめぐる

日本でも唯一のクルージングツアー! タイミングによってはアメリカ海軍のイージス艦や

原子力空母ジョージワシントン、海上自衛隊の様々な護衛艦や南極観測船しらせの姿も

見ることができる、海の魅力が豊富な『横須賀らしい』45分間のクルーズとなっております』


と、このクルーズ船の会社「トライアングル」のHPにはあります。
船乗り場は、京急汐入駅から徒歩3分のダイエーショッパーズプラザ横の桟橋で、とてわかりやすいのでした。

11時から14時まで、1時間ごと毎日計4回の運行だそうで、大人は1200円です。



横須賀は子どものころ、両親に連れられてどぶいた祭りに行った以来なので、
ほとんど覚えていませんが
網で焼いたスペアリブが売られており
「やっぱり近所の商店街の縁日とちがうなあ」と妙にアメリカを感じた記憶があります。
食べ物はよく覚えてるね!


たしか弟はそのとき、米軍の、カーキ色の工具箱のようなものを買ったのでした。
喜んでプラモデルとかをしまっていたと思います。
そのときはなんとも思わなかったけど
今思うと、なんだかなー。今だったら絶対買うの阻止だなあ。




クルーズ船に乗る前から、海には灰色の軍艦が停泊しているのが見え、
わたしほんとにこれから乗るのかな・・・と心までちょっと灰色だったのでしたが
なにごとも経験だ!と寒さとキンチョウの中乗りこみました。


米軍施設と海上自衛隊の施設に囲まれた横須賀本港を出、湾をすこし周って、
長浦湾の細い水路(昔海軍が作ったそう)を通り、再び桟橋へ戻ってくるこのコース、
思ったよりヘビーで(見ごたえも船酔いも)、胃袋も頭もぐるぐるで下船しました。



船が波を進むにつれ、本当に、パノラマのように
潜水艦、イージス艦、原子力空母「ジョージ・ワシントン」などが次々に現れます。
こんなにすごいことになっているんだ。知らなかった。軍都という言葉がじわり。
桟橋からはほとんど見えなかったのにね。


イージス艦は
「3隻あれば日本全土がミサイルから守られるといいますが
9隻もあります!」
と船内のガイドさん。亀の甲型のパネルがレーダーで、それが他の艦と見分ける特徴だそうです。


ジョージワシントンは
「全長333メートル、東京タワーを横にしたのと同じです」
山や建物の陰になるように、隠して繋留するそう。
超巨大なのでしょうけれど、遠くにあるのでなんだか遠近感がへんな感じです。

甲板は空っぽに見えました。飛行機は厚木に行っているのでしょうか。
空母が全速力で疾走し、その向かい風を利用して飛行機は飛び立つのだそうです。
勝手に飛べるんじゃないんだ。知りませんでした。


収容人数は何千人だったか?
やっぱり空母が来ると街はすこしは賑わうのかな・・・。





インド洋における海上補給支援活動から帰った護衛艦「いかづち」
ソマリア沖の海賊対処から戻った「はるさめ」、
役割はわすれましたが
「はつゆき」「しらゆき」などなど、いろいろな護衛艦、掃海艇が見られました。
ガイドさんは丁寧に解説を続けてくれます。


そして去年3月就役した、ヘリコプター搭載「護衛艦」ひゅうがも船尾から見ました。
ジョージワシントンよりは小さいけど、でも大きいです。




最後のほうは
もう、船酔いであんまり記憶できない・・でもこんなたくさん船あるんだ・・
とむかむか、くらくらしていました。倉庫の島には日本とアメリカの二つの旗が
「元気よくはためいて」(byガイドさん)いました。

でもおぼつかない頭で考えたのは
あまりにもこの「護衛」、過剰なのではないかということ。
新しい武器や兵器はどこで試すの?
そしてどこに向けてそれは発射したり発揮したりするのかな?


わたしは
「もうなんにも兵器はいらない!」派なので
夢みたいなことイッテンジャネーヨといわれるのですが
それでも100歩ゆずって(100歩じゃむりかも)
「必要最低限の守備はなくちゃ!」という人の気持ちになろうとして想像してみます。

・・でもやっぱり・・・ちっとも最低限じゃないとおもう・・・。



神奈川県に住みながら、基地や米軍のことにあまりにも鈍感でした。
基地と共に、長いこと生活や商いを営み
切っても切り離せない思いで暮らしている人たちもたくさんいるでしょう。
重々しい軍都のイメージから、明るい観光資源としての転換が積極的になされ
偏見や先入観をもたない人たちが多く訪れているのかもしれません。

でも、これからもずっとこの状態が続くとは思えない。


アメリカとの共存というけれど、圧倒的に利益を得ているのは、向こうなのだし。
「9・11には横須賀のアメリカ国旗は半旗になります」とガイドさんは言っていたけれど
その喪を旗印に、アメリカ軍は世界中を戦場にしているし、
若い兵隊たちの心と体を破壊している。





わたしにはなにができるかな?


軍港めぐり、されたことない方、行って見て来てください。