うろこ玉絵日記

日々のなにげない一こまを絵日記にしてみました。大阪に近い奈良県在住です。
マウスでかいてまーす。

ぴぴとむぅちゃん

2015-10-03 | Weblog
ご無沙汰すぎるほどのごぶさたでございました。


夏の間は、わたしはヒーヒー言いながら自転車をこいで、訪問介護のお仕事をこなしておりました。
夜はゼッタイ発泡酒とお酒をのんで疲れをいやしておりました。


奈良の家のまわりも、いまは虫の音がにぎやかなくらいによく聞こえ、田んぼの稲刈りももうじきです。



みなさんはおかわりありませんか。



ちょうど1ヶ月前、面白い息子の面白いともだちが、子猫をひろって、我が家に一人でいた息子に手渡し、帰ってしまいました。

息子からめずらしく(というかたぶんはじめて)仕事中に携帯に電話がはいったので、なにかとびっくりして聞くと、うちに猫がいるという。
手のひらサイズだというので、とりあえず死なせてはいけないと、赤ちゃん猫用の練り餌みたいなフードをいくつか購入してあわてて帰宅


すると後から帰った娘が、「この色の子猫は、今朝わたしの夢にでてきた」というので




なにかの縁でしょうねと3人で納得して、我が家で飼う事にしました。


名前は3にんで考えに考え?夢にでてきたものですから、夢ぅちゃん(むぅちゃん)とよぶことにしました。


むぅちゃんは、生後数週間で、まだ1ヶ月もたっていないということでしたが(獣医さんの推測)、ノミもしらみも、お腹の寄生虫もいました。
さらに、お外でなにを食べてすごしてきたのか、ひどい便秘でしたし、
我が家の台所やゴミ箱をさがしまわり、なんでも口に入りそうなもの(床に落ちた乾麺や、食べ物のにおいのするビニール袋や、こどもの食べこぼしたもの)を必死で食べようとしていました。

今までわたしは、野良も自由でいいじゃないか、と考えていましたが、野良猫たちはその日の食料を手にいれるためにどれほどの過酷な日々を送っているのだろうと、むぅちゃんをみて想像しました。

うちでフードをがつがつ食べたあとは、数日下痢をしてしまいました。






外国では、ペットショップでは人工的に繁殖させた動物ではなく、誰かが手放して飼えなくなった動物だけを販売するところがあるそうですね。
殺処分がまったく行われない国や、「みんなの宝物」といって野良猫や野良犬を駆除しない国もあるのだそうですね。



それをきくと、日本もそのようになればいいのになと思います。

いまよりもっと多くの人が、伴侶動物を飼うときにペットショップでなく、保護施設からや里親募集のところから譲ってもらうようになれば、数千、数万の殺される犬猫はいなくなるといいます。



むぅちゃんは1ヶ月たって、毎日元気に家のなかを駆けずり回っています。ピピにも興味をもって、捕ろうとするようになってしまいましたーー;

これはゆゆしきことです。注意がヒツヨーです。

当のピピは、のんきに近寄って、ひげをかじろうとしますが。




おなかがすくと両手両足のつめをばっちり全開にして、ふくらはぎから駆け上ってくるので、わたしも、こどもたちも、ひっかき傷だらけです。