うろこ玉絵日記

日々のなにげない一こまを絵日記にしてみました。大阪に近い奈良県在住です。
マウスでかいてまーす。

みんな生きていて。

2012-11-28 | Weblog
子どもたちに「うち、いつ病気になるんだろう」と言わせるこの国。

もうそれだけで終わってるよ。
政府のえらい人、わかってるの。



もともと国なんて信じてないけどさ。



狂ってるとしかおもえない。






そんな中でも日常を楽しくくらそうとしてるわたしたち。


わかっててやってるのか
現実から逃避してるのか

自分でもわからない。







震災後
ああ、わたしたちはゆっくりこの国にころされるんだな、と思った。

だからわたしは、精一杯反抗して

だからわたしは、できることといえば、と考えて、命のそばで働こうとおもったんだ。



どこにもいけない。
でもあなたも、わたしも、こころは自由だ。

誰にも強制も束縛もされない。





目の前が真っ白に焼けるほどの怒りも


何度思い出してもあたたまる思い出も


勝手にだらだらとにじんでくる涙に甘んじる悲哀も


心がはずんではずんで、弾みすぎて飛び出しそうなほどの喜びも



ぜんぶ、あなただけのもの。





どんなにつらくても、こわくても、いたくても
みんなで生きてたいの、生き延びたいの、
あなたを生かしたいの。

























あかちゃんっ

2012-11-25 | Weblog
友だちのあかちゃん。
遠くてなかなか会えないから

送られてきた写真をみてかいた。


どんどん大きくなっちゃうのね。
もう赤ちゃんじゃなくなっちゃうよ。



すくすく育て。


あなたがいつも笑っていられるような未来をつくるため
大人たちはがんばるよ。




こぎだす力

2012-11-21 | Weblog
こう毎日まいにち、自転車をこいでいると
自転車もじぶんの体の一部のようになってくる。


手のひらとおしりと足の裏から
自転車に
血管と神経が走っているような錯覚。


走りたい瞬間
こぎ出す瞬間
ブレーキをかける瞬間
脳から直接自転車のひとつひとつの部品に指令がだされているようだ。



自転車が人体になっているのか
わたしがマシンのようになっているのか
わからないけど。




「一人じゃないよ」とメッセージを届ける仕事だけど
訪問はけっこう孤独な仕事。
自転車が相棒です。







冬がくる

2012-11-20 | Weblog
訪問の合間とか休憩中に、釜ヶ崎の施設にちょっとあそびにいきます。



バザーを冷やかしてみたり。
今日は毛糸の手編み帽子を買いました。100えん。

娘に見せたらくんくんと匂いをかいで
「釜のにおいがする」と言いました。
ふかーい、底から染みついたような、かすかなたばこのにおい。
さむくてつめたいけど、でもなんかあったかい。うんうん。




あとは、おっちゃんとおしゃべりしたり、スタッフの人たちと情報交換したり雑談したり。


「やあ、こんにちは。ぼく、昨日米買った」
「みてみて、くまもんストラップ」
「おう、もう帰るんか」
「なんや、仕事中か」


照れたように、怒ったように話しかけてくれる常連のおっちゃんたちの声は
なんか不思議と、わたしを元気づけてくれます。






ここにはいろんな人がきます。
ずっとここにおる人。
あちこち転々としてここにたどりついた人。
昔ここにおって、いろいろたどったあげくまた戻ってきた人。
釜とほかの土地を何度も往復してる人。

そうして、ここの相談所に並んだりして、いよいよ住居を得たいとか
とにかく今一晩泊まれるところを探してますとか
もうどないしたらええんかわからんとか
いろいろいてはります。



たまに、そんな相談しに来た人に混じってベンチには、
相談しにこない若い人がいます。

派遣切りかな、とかネットカフェにいたけどとうとう居られなくなったかな、とか
気になるけど、どうも話しかけにくいです。



全国的に不景気で、不安定雇用で、明日の展望もみえず
全国的に釜ヶ崎化しているとの話を聞きました。


でも、おっちゃんたちよりも若者たちのほうが
仲間をつくりにくく、孤立化され、声をあげにくくなっているような気もしてます。



書籍「釜ヶ崎のススメ」に、
若者があいりん総合センターで仕事を得て、先輩と働くルポがあったと思います(いま手元にないのでスミマセン)。

そこでは肉体労働のプロである先輩のおっちゃんが
初心者の若者に、言葉少なながら的確にアドバイスをし、
彼のできない分まで黙々と倍働き
お給金はきちんと彼の分として手渡してくれたんだと書いてあったと思います。




こうして仕事を教えてもらった若者は
きっとどこででも通用する技術を身につけるのです。

この国を支えた土木産業、建築作業はこういう人々のリレーが続いてきたのだと思います。



今の若い人たちの作業ははライン化され、技術といっても
ほかの会社や派遣先では通用しないことが多いのではないかな。




これから寒い冬がきます。
みんなが暖かく過ごせるように、冬を越えられるように
ちょっとでも手伝えることしたいとおもいます。














まぶしいのだ。

2012-11-19 | Weblog
娘がかきました。


娘も、息子も、やつらはすごく自分自身を信じていて
誇り高くて、
とても、自分自身のことが好きです。


そんなやつらが、わたしにはとてもまぶしい。




わたしはいつも、ずっと、自分はだめな子だなーと思い続けてきたから。


外から傷つけられるよりも
内から自分を傷つける力のほうが、つよくてしぶといのだ。




わたしはこの子らを育てているが
わたしこそ
この子らに引き上げられているとかんじる。


あかるい、ひかりをあびながら。


























総選挙で原発のない未来

2012-11-18 | Weblog
いよいよ大阪にもがれきが来ます。
毎日必死な思いで反対にかけつけてる人たちの話をわたしは聞くばかりで。
なかなか行けてません。

申し訳ない。

燃やされたら、関西の子どもたちも、
土も、野菜も、被ばくするのに。


なんだろうこの国は。
子どもたちはいったいどこに行けば安全なんだろう。



元国連職員の松村昭雄さんは
医学博士のヘレン・カルディコットさんが今後5年から15年の間に出てくる子どもたちの被害は
最低でも100万人を超えるだろうと分析していると訴えました。


福島の壊れた原発から完全に放射能が止まるまで50年はかかるだろうとも。




その間、人間の体が放射能に強い体に変異するわけでもなく
ずっとずっと、被ばくにさらされるわけです。




原発を輸出している場合でも
再稼動している場合でもありません。


UrauraNewsというブログに、衆院選ではどの候補者が脱原発なのか?
を分析したサイトの紹介や各党の原発にたいするスタンスが載っています。


「総選挙で、グッバイ原発。」というサイトで
自分の地元の脱原発を表明している議員さんを探すことができます。

作ったのは横須賀の市議の小林のぶゆきさんだそうです。こんなサイトがあってうれしいです。




わたしの住んでるのは奈良3区。「一貫して脱原発」の判定をされた議員さん一人いました・・・。
「さようなら原発1000万人署名」への賛同議員で「脱原発基本法」の提出・賛成・賛同議員で、
朝日新聞のアンケートへの回答で、「認めず」を選んだ(2012年8月26日朝刊での設問2「原発の新設や更新」)そうです。


チェックしてみてくださいね!
もうほんとに原発だめ!ぜったいいらない!







おはよう

2012-11-15 | Weblog
朝食がすんで
「ママ、ぼく国連に加盟する!」と言う息子。

息子よ、お前はいつから国になったんだ。
冗談なのか本気なのかいつもわからん。


今日も寒いよ。


でも冬好きだよ。


今年は大阪のおばちゃんにおいしいかす汁の作り方教わるんだ。



いってらしゃい、いってきます。










うろこ玉絵日記のイラスト

2012-11-14 | Weblog
2006年より描いてまいりましたイラストを
選んでまとめてみました。

フォトチャンネル
ここをクリックすると皆さんみられるのかなあ。


なつかしいけど、描いた覚えのない絵もありました。

全部で1256枚も描いたそうで、自分でもよく続いたな~と思います。
娘が「ままえらいえらい」と頭なでてくれました。ぴーす。


描いたけど、ブログには載せなかったのもいくつかありました。

祝島と広島の絵は、全部載せました。


お暇なときにでも眺めてくださったらうれしいです。