夜の田んぼ

稲穂が月のあかりでちらちら光るよ。
わたしは自転車をこいでうちへ帰る。

こいでもこいでも、「もっともっと」と脚が繰出してきて
身体から離れていきそう。

風が頬に当たる。
髪の毛が首を撫でる。

いつのまにか秋の虫が鳴きだしている。

がんばれ精子くん

もえさかる火の玉めざして。決死の旅なんです。


知り合いに本を貸していただきました。
Ｌ’ＯＤＹＳＳＥＥ　ＤＥ　ＬＡ　ＶＩＥ　といいます。
フランスで出版されています。
ＣＧで受精から出産までのことがえがかれています。

こどものつばめ

娘が描きました。

あぶないよ！

部屋でうとうとしていると外で
「つばめちゃんがんばれ、つばめちゃんがんばれ」
と声がする。

先ほど外出から戻ったとき電線にたくさんのつばめがとまっていて
子どもたちに
「そろそろ旅にでる準備かな、あのこはまだ子どもかな」と話したので
励ましているのか、とほほえましく思ったがどうも声が高いところから聞こえる。

勝手口を開けるとすぐ傍の電柱に息子がのぼっている。
コンテナを積み上げて。電線に手がふれそうなところまできていた。


「死んじゃうよ」とすぐ下させたが、けろっとしている。

とりあえず

「まあ、いいか」という気分になったような気にさせる。

本日のお月さま

終戦記念日だったので

平和に花火が見られて幸せだと思った。
海を昼間のように照らすのが爆弾でなくて
浜辺に座るひとたちが逃げ場を失ったひとたちでなくて。

くさる

身の回りのいろんなものがくさってる。
朝目覚めると頭が痛い。
二日酔いかと考えたけど、昨日は（そんなに）飲んでない。

ｓｕｍｍｅｒ ｔｉｍｅ

うしといっしょに

どっかいっちゃいたい。
そんなことばっか言って。