うろこ玉絵日記

日々のなにげない一こまを絵日記にしてみました。大阪に近い奈良県在住です。
マウスでかいてまーす。

葉書

2007-11-28 | Weblog
作家活動をしている仲間たちから、この時期は個展、グループ展、二人展など
おしらせが届く。

毎日どこかからか、だれからか、ポストに入っている。

なかなか行けないのに、行っても買えないのに、
季節の美しい切手を貼って、宛名を書いて出してくれるのを思うと
とてもうれしい。

遠くにいても、応援しています。
あなたはそこにいるのですね、わたしはここにいますよ。
そんな気持ちで、なんども添えられた短い文を読み返し
彼女、彼らの住まう地を想像する。

かぼちゃかな

2007-11-21 | Weblog
夏、息子のアサガオの植木鉢にアサガオではないつるが絡んでいた。

放っておいたら、いつのまにか実がなっていた。
種は、生ごみからこぼれたのかな。

ドングリからでた芽も、いつのまにか若い木に成長している。

夫は仕事先からもってきた枝や種を木箱でいくつも育てている。
なぜか雑草の中に細ねぎも植わっているが、たべていいのかわからない。
竹がぐんぐん伸びて、屋根を越しそうだ。

せまい面積に、育てているものと、勝手に育っているものと、
生き物のお墓がいっしょくたになっていて、手がつけられない。


厚生文教常任委員会の傍聴

2007-11-14 | Weblog
高校教科書で、沖縄の集団自決をめぐって日本軍の関与の記述が削除されたことにたいして、小田原市議会あてに、
「政府と文部科学省にこの歴史を歪曲する検定結果を撤回し、教科用図書検定調査審議会日本史小委員会を廃止するように要請してください。」という陳情を知人が連盟で提出しました。
市民の署名も500あまり集め、提出しました。 

今日はこの陳情が委員会で話し合われる日でしたので、市役所まで出向いたのです。

結果は、採択が1、不採択が4、継続が3。ですから不採択です。
議員さんたちからはとくに議論を深めようとか、この問題についてどう思っているのかとか、自分はどう歴史をとらえているかとか、これを署名した市民はどう考えているのかきいてみようとか、そんな声は聞かれませんでした。

賛成意見をのべたのは、共産の議員さん一人。
あとの議員さんは、
「専門家の調査にまかせるべき」
「国のすることだから、介入すべきでない」

これが議会の実情です。

「介入すべきでない」と言った方。
あなたはなんのために議員になったのですか。
それなら市民は、どこに声をあげればいいのですか?


ウェルカム・トゥー・オダワラ!

2007-11-12 | Weblog
夫の、学生時代からの友人が今我が家に滞在しています。
題名を「ハリウッドからの訪問者」にしてほしいといわれましたが、
うそはいけません。

10年、京都の植木屋さんで働いてきましたが
今回は心機一転、こちらに居を移すということで、
めでたく、職も決まりました。


恋人がスイスの人で、彼もスイスの料理にくわしいのです。
夕飯にサラダを作ってくれました。

ウィンナーとピクルスを小さく切り、
たまねぎはみじん切り。
グリエールチーズを混ぜます。

ドレッシングはサラダ油、粒マスタード、お酢。
これをあえます。

軽く焼いたパンと一緒に食べました。本当においしい。
小田原にようこそ!

上原さん

2007-11-12 | Weblog
10日の土曜日に、小田原に元国立市長の上原公子さんをお招きして
無防備地域条例のお話をうかがいました。

私は託児係だったので、じっくり聴くことはできなかったけれど、
いつもと変わらぬバイタリティーで、
「直接請求は、国民投票よりも重い、市民の意思表示です。
条例になるかどうか、ということを超えた意義があります。」

「こんなにどこでも条例案は否決されているのに、
絶えず続けられている運動はあるでしょうか。」

と語る、主権在民をめざして燃えつづけている憧れの女性なのでした。


夜の食事会のときも、ずっと政治、経済などについて熱く話しつづけていました。
実際の小柄な姿よりも、ずっと大きくみえます。

こんな人がたくさん、当たり前のように選ばれていく国になってほしい。
私たち市民がもっと勉強し、賢くなり、議会に、メディアに、企業に働きかけていかなくては。

強くて美しい、上原さんの笑顔を思い浮かべながら思いました。