子どもがお世話になっている幼稚園のおまつりでした。
わたしは400えんで似顔絵を描く係になって今年で4年目です。
バザーやゲームのにぎやかさからちょっと離れて、
子どもたちが
「かいてください」とちょこんと椅子に座ります。
いつも駆け回っていたり、ヘンな顔をしてふざけたりしている子が
このときは神妙な面持ちでじっとわたしの目をみつめます。
「笑って!」とリクエストすると
一瞬、照れ笑いをうかべて、でもまたマジメな顔!
子どもの目は、目じりの切りこみがふかくて、
上のまつげの影にやわらかくふちどられていて、
描くときいちばん緊張し、またいちばんうれしくなるところです。
「はい、かきおわりました。」
子どももわたしもほうっと息をつき、ほほえむのでした!
わたしは400えんで似顔絵を描く係になって今年で4年目です。
バザーやゲームのにぎやかさからちょっと離れて、
子どもたちが
「かいてください」とちょこんと椅子に座ります。
いつも駆け回っていたり、ヘンな顔をしてふざけたりしている子が
このときは神妙な面持ちでじっとわたしの目をみつめます。
「笑って!」とリクエストすると
一瞬、照れ笑いをうかべて、でもまたマジメな顔!
子どもの目は、目じりの切りこみがふかくて、
上のまつげの影にやわらかくふちどられていて、
描くときいちばん緊張し、またいちばんうれしくなるところです。
「はい、かきおわりました。」
子どももわたしもほうっと息をつき、ほほえむのでした!
茶畑の草取りをしました。
お茶の木と木の間にもぐりこむようにして
はいつくばるようにして進んでいきます。
軍手が湿っていく。
髪に蜘蛛の巣やら虫の残骸やら枯れ葉やらが絡む。
地面から引きずりだされたつるのねっこから土のにおいがする。
こういうのが好きなんだなあとおもう。
でもたまにだから好きなのかなあとか
仕事にしたらいやになっちゃうかなあとか
一人でやったらさみしいかなあとかおもう。
お茶の木と木の間にもぐりこむようにして
はいつくばるようにして進んでいきます。
軍手が湿っていく。
髪に蜘蛛の巣やら虫の残骸やら枯れ葉やらが絡む。
地面から引きずりだされたつるのねっこから土のにおいがする。
こういうのが好きなんだなあとおもう。
でもたまにだから好きなのかなあとか
仕事にしたらいやになっちゃうかなあとか
一人でやったらさみしいかなあとかおもう。
うちの地域は月末の月曜日です。
朝早くから自転車や軽トラにのったおじさんたちが
まだつかえるモノ集めに走り回ります。
フライパン、なべ、トースター・・・。
さすが、手際がいいです。
わたしも小さな木箱をみつけて、思いきってもらってきました。
朝早くから自転車や軽トラにのったおじさんたちが
まだつかえるモノ集めに走り回ります。
フライパン、なべ、トースター・・・。
さすが、手際がいいです。
わたしも小さな木箱をみつけて、思いきってもらってきました。
7月、
秦野のお宅にはじめて伺ったときに、
ぼた餅を奥さんがつくって待っていてくださったのでした。
「私の体験でよければぜひ聴いてください」と約束してくださいました。
そして昨日、お寺で元中帰連会員として、はじめてお話しをしてくださったのです。
大戦中、中国で、子どもを撃ったこと。
民家に押し入り「麺を作ってくれれば小麦は奪わない」と言うと、その家の女の人が
あわてて麺を打ち、それを日本兵たちが食べたこと。
その場に中隊長がやってきて叱咤され、やはり小麦を収奪してでていったこと。
「戦争で私たちは中国の人に非道の限りを尽くしたのです。たくさんの人を殺し、
小麦も、綿も、にわとりも、豚も、残らずうばっていきました。」
絶対二度と戦争への道はすすませない、と細い背筋を伸ばし、穏やかな目で
訴えます。
帰り際、娘さんというひとに声をかけられました。
「今まで父からこんな話は聞いたことがありませんでした。
泣きながら聞きました。父と会ってくださってありがとう。
これからも父をよろしくお願いします。」と頭をさげられました。
つい私ももらい泣き。
秦野のお宅にはじめて伺ったときに、
ぼた餅を奥さんがつくって待っていてくださったのでした。
「私の体験でよければぜひ聴いてください」と約束してくださいました。
そして昨日、お寺で元中帰連会員として、はじめてお話しをしてくださったのです。
大戦中、中国で、子どもを撃ったこと。
民家に押し入り「麺を作ってくれれば小麦は奪わない」と言うと、その家の女の人が
あわてて麺を打ち、それを日本兵たちが食べたこと。
その場に中隊長がやってきて叱咤され、やはり小麦を収奪してでていったこと。
「戦争で私たちは中国の人に非道の限りを尽くしたのです。たくさんの人を殺し、
小麦も、綿も、にわとりも、豚も、残らずうばっていきました。」
絶対二度と戦争への道はすすませない、と細い背筋を伸ばし、穏やかな目で
訴えます。
帰り際、娘さんというひとに声をかけられました。
「今まで父からこんな話は聞いたことがありませんでした。
泣きながら聞きました。父と会ってくださってありがとう。
これからも父をよろしくお願いします。」と頭をさげられました。
つい私ももらい泣き。
親も参加して、小学校の周辺をキレイにするのだそうです。
8時45分校庭集合!親の参加者10人くらい?
娘の学年(2年生)は、中庭の草むしりでした。
手に軍手をはめて、ビニール袋に草をいれていくのです。1時間半。
男の子は
「みてみて~、俺もう7杯も草むしった」
「俺石入れたからビニールやぶれた」
ぜんぜんひとところに留まっていられないみたいです。
ほうきを振り回して先生に叱られたり、ミミズをちぎってみたり。
女の子は
「ねえねえ、あっち一緒にやろう」とわたしを誘ってくれます。
娘は一心不乱に枯れ葉を集めていて、わたしが移動しても気づきません。
頭をつきあわせてちまちま、ぷちぷちむしっていきます。
「このクラスで先生が一番元気だよね」
「ほんとほんと」
けだるくていいぞいいぞ。
「ほらー!みんながんばれ!えいえいおー!」
新任の担任(女)の先生の声。
「体育会系だね」
「一番元気でしょ」
男の子がへびを見つけたと騒いでいます。
先生は
「はい触らない。ほっといて仕事してください」
気にならないわけがない。私だって見たいです。
古い倉庫の隙間から出てきたはいいけれど、
大勢の子どもたちにかこまれて必死で逃げ道をさがしています。
「俺飼いてえ。手でとれるもん」
「泣いてるみたい、かわいそうだからだめ」
すったもんだのすえ、わたしと男の子で頭と尾をつかんで
建物のさびた破れ目が穴のようになっているところに
逃してやりました。
「こらー、遊んでるひと誰だあ!」
あ、どなられた。
8時45分校庭集合!親の参加者10人くらい?
娘の学年(2年生)は、中庭の草むしりでした。
手に軍手をはめて、ビニール袋に草をいれていくのです。1時間半。
男の子は
「みてみて~、俺もう7杯も草むしった」
「俺石入れたからビニールやぶれた」
ぜんぜんひとところに留まっていられないみたいです。
ほうきを振り回して先生に叱られたり、ミミズをちぎってみたり。
女の子は
「ねえねえ、あっち一緒にやろう」とわたしを誘ってくれます。
娘は一心不乱に枯れ葉を集めていて、わたしが移動しても気づきません。
頭をつきあわせてちまちま、ぷちぷちむしっていきます。
「このクラスで先生が一番元気だよね」
「ほんとほんと」
けだるくていいぞいいぞ。
「ほらー!みんながんばれ!えいえいおー!」
新任の担任(女)の先生の声。
「体育会系だね」
「一番元気でしょ」
男の子がへびを見つけたと騒いでいます。
先生は
「はい触らない。ほっといて仕事してください」
気にならないわけがない。私だって見たいです。
古い倉庫の隙間から出てきたはいいけれど、
大勢の子どもたちにかこまれて必死で逃げ道をさがしています。
「俺飼いてえ。手でとれるもん」
「泣いてるみたい、かわいそうだからだめ」
すったもんだのすえ、わたしと男の子で頭と尾をつかんで
建物のさびた破れ目が穴のようになっているところに
逃してやりました。
「こらー、遊んでるひと誰だあ!」
あ、どなられた。