広島を出発して、5月の幕張での「9条世界会議」を目指すピースウォークの方々が
今日小田原にやってきました。
わたしが子どもたちの下校を待って、小田原駅に着いたのは14時半でしたが、
すごい人の列でにぎわっており、デモ警備の警察の人たちも忙しそうにしていました。
たくさんの、思いを同じくした人々と歩くのは心地よいものです。
商店街で、横断歩道で、不思議そうに眺める視線もたのしくなります。
娘は「知ってるひとがたくさん歩いてるから、ママとはぐれても全然平気」
とごきげんでした。
16時に教会に到着。
日本山妙法寺の方々をはじめとする、広島から通して歩いてこられたウォーカーの方たちのコメントをお聴きしました。
「国民投票は、すべてにバツをつけないと、改憲派の思う壺です」と訴える年配の日本のお坊さん。
「若い人の反応は鈍かった」と話す台湾のお坊さん。
「若い人も環境問題には関心が高いです。わたしは環境破壊と戦争は密接な問題だと最近気付いたからこの活動にも参加しています。若い人も気付けば変われると思います」と語る若い女性。
「わたしの国は戦争を作り出している」と話すアメリカの女性。
「わたしは過去の戦争で侵略された側の子孫で、あなたがたは侵略した側の子孫です。こうしてわたしたちがここで会っていることは大変意味のあることです。
わたしは朝起きても、夜寝るときも南北の統一を願っています。
また、朝起きても9条、夜も9条、いつも9条が守られることを祈っています」
と流暢な日本語で話した、朝鮮からいらしたお坊さん。涙がこぼれないようにこらえて拍手をしました。
幕張でこの方たちのゴールを祝いたいなあ、と思いました。
でも遠くてきっといけないので、
今日の出会いに感謝して。
思いは、離れていてもつながっていると勇気をもって。
準備から当日のさまざまな受け入れにむけて働いてくださったみなさん、
ありがとうございました。