円売り介入 納得いくまで行う その後

　１０月３１日、財務省は単独の円売り、ドル買い介入。
　威勢の良い言葉、「納得いくまで行う」と。
　１０／３１円売り介入、納得いくまで行う

　その時書きましたが、威勢が良い言葉を発している、勇ましい言葉を発している裏には弱さがある。
　円高に対して対応策を打ってもいない。
　ですから勇ましい口先介入と今回７兆円ともいわれるドル買い資金。
　一時は７９円に止まりましたが。

　１年前にも介入。
　今年は８月にも介入。
　そして今回と。

　何が変わったんでしょうか。
　何も変わらず、変わったとすればアメリカ国債を購入する原資が出来ただけですね。


　私たちが事業計画を立てる場合でも威勢良く、勇ましく数字を打ちあげる時は単なる願望や夢の場合　が多いんですね。
　その数字を達成するための方針や具体策の展開が蔑ろになっている場合があるんです。

　時には勇ましく、威勢の良い言葉も大切ですが、その裏付けである方針や具体策の展開がとても大切　なんです。
　事業の責任者となりますと、その結果に対する責任を負わなくてはなりません。
　ですから、勇ましく、威勢の良い数字を目標にする事もそれを達成するための方針も具体策の展開も　どちらも大事なんです。

　
　しかしながら、政治家も官僚も誰も責任は取りませんね。
　経済人は責任を取らなければなりませんね。

　この差は何なんでしょうね。

　赤カブ不動産屋は責任を取るより、責任を果たせるよう頑張らねば、厳しくも楽しく。
　今週も応援ありがとうございました。