赤カブ不動産屋の独り言

 赤かぶを作り、漬けて30余年。今年は焼畑は止めて漬けるだけ。
 不動産や広告で起業して10年になります。助けられて。

起業についてあれこれと

2012-01-10 19:28:32 | 日記
 元旦は新潟でした。
 新潟日報の元旦も都会と同じく、特集で新聞が何部にもなっています。
 その中に起業の特集がありました。
 印象に残っているのは若い女性の起業と中小企業白書の一部なんです。

 東京に住んでいた20代の女性が新潟に戻り、新潟市では有名な古町の飲食店に彼女がデザ インしたドレスを販売する事業を起こした。
 生産も単身中国に赴き、街中の縫製業者と交渉し、以後継続的に生産しているような事でし た。
 勿論、古町で彼女のドレスが受け入れられるまで時間は掛かったり、生産を中国で行い、コ スト競争で優位になるまでは簡単では無かったようですが。

 こんな記事を読んで改めて起業について考えたんです。
 起業するとはその人の思いや欲望又はそれ以外の選択が無いなど、いろいろと理由はあるで しょうが。
 でも日本国で起業する事は別の意味もあるんですね。

 2011年7月発行の中小企業白書。
 第3部 経済成長を実現する中小企業
 第3部では、震災の影響により、多くの中小企業が倒産、廃業を余儀なくされ、エネ
ルギー供給制約、国内需要の収縮、グローバル競争の激化等の震災前からの課題がより
深刻化する中で、我が国経済が持続的に成長するためには、起業、転業により経済の新
陳代謝を促進し、労働生産性の向上、国外からの事業機会の取り込みにより、中小企業
が成長していくことが重要であることについて論じていく。
抜粋

 起業について考える機会になりましたが。
 興味ある方は中小企業白書の広い読みでもしたらいいでしょうか。

 一つだけ。
 将来起業しようと考えている方へ。
 第3-1-44図 起業した事業の成果が得られている要因
~起業した事業の成果が得られている要因として「過去の経験や人脈」が最も多く挙げられており、新規企業とはいえ、起業家の過去の経験や人脈等が
重要な成功要因となっている~
資料:中小企業庁委託「起業に関する実態調査」(2010年12月、(株)帝国データバンク)
(注) 1.複数回答であるため、合計は必ずしも100にならない。
2.15%以上回答があった項目について集計。

1.過去の経験や人脈
2.販売先の確保
3.質の高い人材の確保
4.事業内容の選定
5.事業に必要な
6.専門知識・技能の習得
7.資金調達
8.仕入先の確保
9.家族の理解・協力
10.事業のもとと
なるアイディア
11.一緒に起業した
パートナーの存在
12.起業場所
対象とする
13.マーケットの選定
14.起業家の
リーダーシップ
15.製品・商品・
サービス等の高付加価値化

将来起業しようと考えている方々には参考になるのではないですか。
今からでも準備する事は出来ますね。
特に資金調達などは6番目ですから。

 赤カブ不動産屋も将来、ましな事が言える状態になっていたいですが。
 まだまだです。
 でも起業の意義を再認識しましたから、チマチマした事は考えず頑張りましょうか。
今日も良い一日でした。
応援ありがとうございました。
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コメント
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