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赤カブ不動産屋の独り言

 赤かぶを作り、漬けて30余年。今年は焼畑は止めて漬けるだけ。
 不動産や広告で起業して10年になります。助けられて。

放射能について考えてみる

2012-01-15 21:01:28 | 日記
 今日、案内の前に時間があったので近くの本屋さんへ。
 3冊購入しましたが、一冊は「放射能のタブー」副島隆彦著

 今、原発反対派、原発推進派という対立があります。
 その前に現在の状況として、福島を中心とした東北そして関東の低放射線量の身体への影響 がどうかという問題があります。
 
 原発事故当初から関心を持って見ていましたし、低放射線量は危険だ、コワイ、コワイ派に組し、 武田邦彦氏の論文を読み、関東から避難をと言う木下黄太氏のブログを読んでいます。

 低放射線量、例えば年100ミリシーベルトなんて人体に影響が無いなどと言う学者の話を 聞きますと、こいつは御用学者かとか東電から金貰っているんだろう等と冷ややかに見てい ました。
 でも最近は冷静に考える必要があるなと思っていました
 ですから興味あってこの本を購入したんです。
 原発反対、原発推進の議論の前に一度、低放射線量は安全だ、いや危険で疎開すべし派の議 論をやって貰いたいものです。 

 赤カブ不動産屋が最近感じているのは、低放射線量の影響は問題ない派がものを言えない状 況にあり、危険だ危険だと言う方が受けるんですね
 この戦いはイスラム教とキリスト教などの宗教。
 あの世は有るのか無いのかの議論のようです。
 互いに主張が異なり、相手を少しをも受け入れようとしない。
 数少ない過去の放射線量の影響データ、25年後心配だという科学的根拠のない議論など、 どこまで行っても宗教論争のようです。
 それでは2000年経っても分かりませんよね。

 ここは冷静に考える事でしょうか。 

 広島、長崎の原爆、東海村の事故そして25年前のチェルノブイリの事故後のデータ。
 これしかありませんが、このデータを見ても低放射線量安全派とコワイ派に分かれるんです。
 
 この本の前段にはロシア科学アカデミー原子力安全発展問題研究所副所長であるアルチュニアン氏 との対談形式です。氏はチェルノブイリ事故直後から処理作業に関わってきた科学者です。
 幾つか書きますと。
 要約
 文科省から出ている放射線情報は専門的見地から見ても十分すぎる。
 チェルノブイリ事故当時、所員は駆けつけた消防士を含め134名、3か月の間に28名死 亡、25年間で20名の死亡。瞬時に1000ミリ、3000ミリ、8000ミリシーベル トの被ばくをした。
 放射性ヨウ素による甲状腺ガンの発生はあった。740名の甲状腺ガンのうち、被曝による と判定されたのは300名。死亡はいない。
 汚染された牧草を食べた牛の牛乳によるヨウ素摂取の影響が大きく、福島は事故後全ての牛 乳を廃棄しているので影響は少ない。

 放射能による遺伝性疾患はありえない。
 人工的な放射性元素が特に危険という考えは間違っている。
 放射能を極度に危険視するのは科学では無く政治的問題だ。
 要約終わり

 こんな事を書くと、ソ連邦の時代だから事実を隠しているんだとか政治的だとか言うんでし ようね。
 ですから議論して貰いませんと国民は対処の方法すら分かりませんし、復興に力が入りませ んよね。福島から逃げろ、関東も危ない逃げろでは。

 特に最近放射能の健康被害を過剰に煽る方々はどこどこで突然死だ等と放射線被害と思わせ るような伝え方をしますからね。
 前にも書きましたが人間の脳は関心のあるものだけ認知しますからね。
 どこまで行っても自分の結論に導くようにフォーカスしているんです。
 安全派は25年先も安全だという証拠は見つけにくいですから、コワイコワイは優勢なんでしよ  う。

 だからこそ冷静に判断する必要があるんですね。
 赤カブ不動産屋は今いる場所で出来る事をやる事が大切だと。
 低放射線量でも軽く考えないで食べ物、水など出来る対応をしておく事でしようか。

 今日は久々に放射能について書いてみました。
 意見は違っても冷静に受け入れる事が大切だなと思ったので書いてみましたが。
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難しいものですね

2012-01-15 16:26:30 | 日記
 午後から知り合いに頼まれた中古マンションのご案内へ。
 マンション専門の元付さんとともに。

 思ってた以上には良かったんですが。
 住まいと事務所の併用にするつもりですから、課題はいくつか。
 内装のお見積りもしませんと。
 それと価格の交渉もありますね。

 どうなる事でしょうか。

 それと、越谷で古い戸建住宅の買取の件。
 連絡しましたら、売主様との価格に開きが。
 赤カブ不動産屋は無理はしませんから、様子を見るだけですが。
 でも、時間が経てば買取値は安くなるんですね。
 今回の不動産は駅から離れますから。

 やはり原点に戻り、儲けるよりも損しない。
 投げ売ったら売れるものにしませんとね。
 厳しくなったら、安くても売れなくなりますから。
 強い価格でも好立地、好環境でしようか。

 簡単にはいきません。
 市場の変化の時には売主と買主のギャップは大きくなるんですから。
 
 更に情報のチャネルを多くしませんと。
 今日も勉強出来たので良い日でした。
 今週も応援宜しくお願い致します。
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