セセリチョウの仲間になり、翅を閉じずに開げて止まります。♀は前翅表にある銀色の帯模様が発達し、日の光を反射してキラキラ輝いて見えて綺麗です。オレンジ色の斑も、♂と比べると色味が比較的強く出るようです。早春に発生する年1化の蝶なので、春の使者として位置づけされています。
👇ミヤマセセリの♀
👇ミヤマセセリの♂
セセリチョウの仲間になり、翅を閉じずに開げて止まります。♀は前翅表にある銀色の帯模様が発達し、日の光を反射してキラキラ輝いて見えて綺麗です。オレンジ色の斑も、♂と比べると色味が比較的強く出るようです。早春に発生する年1化の蝶なので、春の使者として位置づけされています。
👇ミヤマセセリの♀
👇ミヤマセセリの♂
ツツジ科のイワナシです。荒い毛が生えた厚ぼったい革質の葉は常緑になり、傷みは見られますが、花が咲く前でも特徴的な葉を目にする事が出来ます。赤く染まった幅広のがく片や筒状のピンクの花も特徴的ですね。
(撮影日 2023/5/1)
草丈が5㎝くらいと小さなリンドウになりますが、柔らかな青い花色がその姿形と共に目を引きます。この場所では見られませんでしたが、群生していると見応えがあり、ミヤマセセリなどの蝶が吸密に来ているととても絵になります。花数が多い個体もそれだけで絵になるので、探してみるのも面白いかもしれませんね。
(撮影日 2023/4/28)
1枚目は松ぼっくりになる雌花が綺麗に並んでいて、見ていて面白く感じました。2枚目は、去年の球果(松ぼっくり)が残っていたので、今年の雌花と一緒に撮ってみました。枝に付いている垂れ下がった小さい茶色いものは、雄花になります。
(撮影日 2023/4/28)
撮りためた4種の花を並べてみました。記事にしているアカイタヤを含む広義のイタヤカエデの花と、ハウチワカエデを除く他2種は、こちらではよく見かける種類になります。他にもコハウチワカエデやコミネカエデなどがありますが、今シーズンは、花の観察はしませんでした。
カエデ類の花は桜の花期と重なるので、見られるもの全部となると精力的に動かなければなりませんが、機会があれば見られる全種まとめて記事にしてみたいですね。
👇アカイタヤ
赤く染まった新葉も面白く感じるので、一緒に載せています(3枚目)
👇ウリハダカエデ
👇ハウチワカエデ
👇ヤマモミジ
苞葉の縁が切れ込まず全縁になるオトメエンゴサクです。全体的な花色をヤマエンゴサクと比べてみると、開口部と距の部分で、色のグラデーションが出る傾向があるように感じられます。
非常によく似たエゾエンゴサクは、北海道の画像などを見ると花色が空色をしていますが、このオトメエンゴサクも北に行くほど空色になるのでしょうか? こちらでは赤みがかる花も結構見られました。
👇ニリンソウと一緒に。
👇カタクリと一緒に。
👇キクザキイチゲと一緒に。
(撮影日 2023/4/27)
常緑の葉を持ちブラシのような乳白色の花を咲かせます。花弁がないしべのみの花になり、太いしべが伸びる雄花は触腕を広げているようにも見えますね。グラウンドカバーにもなるそうで、地面に広がっている姿をよく見ます。
(撮影日 2023/4/27)
今年は、花色が赤みがかっているウスベニニリンソウの花が、いつもより多く見られたような気がします。写真を撮った前日は気温が低かったからでしょうか? 去年、一昨年と見た、花色が緑色になるミドリニリンソウには今年は出会えませんでした。がく片数が通常の5枚より多い花も載せてみました。
👇ウスベニニリンソウの花。
👇がく片数が5枚以上になる花。
👇3弁花!?と思ったら、開いている途中の花でした。
👇花茎が3つ出ている花。
👇蕾の色が赤っぽかったり白かったり。
側弁に毛が生え、距やがく、花柄にも毛が密生するアカネスミレです。花弁は大きめで丸みがあり、ふっくらとした印象です。1枚目の下にある先端が尖った葉は、同じスミレ科のヒナスミレの葉になります。スミレ類は、違う種が隣同士になる場面も見られる事があり、違う種の花色が目に見えて違っていると面白く感じます。
(撮影日 2023/4/22)
地面に張り付いているように生えるキランソウです。記事の写真はそうでもありませんが、ペタッとなっている大株のキランソウは、別名の「地獄の釜の蓋」と言われるように蓋みたいに見えます。シソ科の花になり、長い3裂する下唇が特徴的です。
(撮影日 2023/4/22)