常緑広葉樹のヤマグルマです。雪が積もっても厚ぼったい葉は青々としていますが、夏と比較すると少し褐色がかっています。寒くなると葉柄や冬芽が赤みを帯びて来るので、その赤色成分が冬の葉色にも影響しているのかもしれません。クリスマスイブということで、クリスマスカラー(赤、緑、白)の色合いに合わせてみました。
(撮影日 2022/12/24)
常緑広葉樹のヤマグルマです。雪が積もっても厚ぼったい葉は青々としていますが、夏と比較すると少し褐色がかっています。寒くなると葉柄や冬芽が赤みを帯びて来るので、その赤色成分が冬の葉色にも影響しているのかもしれません。クリスマスイブということで、クリスマスカラー(赤、緑、白)の色合いに合わせてみました。
(撮影日 2022/12/24)
まとめの意味も込めて、今年の散策で見た目に留まった葉姿を並べてみました。斑入りのものから、新葉が赤くなっていたもの、種の特徴が現れているものなどがあります。
👇アカフタチツボスミレ
👇フイリフモトスミレ
👇コバノフユイチゴ
👇幼木のハシバミ
👇幼木のツノハシバミ
👇まだらな赤い斑が特徴的です。種名は分かりませんでした。
調べ直してみたところ、キツリフネの幼苗のようです。
👇マルバゴマキ
👇これも種名は分かりませんでした。
👇ミヤママタタビ
👇白い部分が多めに出ていますが、マタタビの葉です。
👇ヤマカシュウ
👇アカツメクサ
👇ミズヒキ
ウイルスの影響でしょうか、色が抜けたように白化していた葉たちです。
👇ツボスミレ
👇シダの仲間。
👇おまけとして、ミネカエデの葉の虫こぶです。
つる性植物は2種以上が絡み合う事がありますが、実の目立つ種が落葉して絡み合っていると目を引きます。写真の2種は実の色が青と赤で、より一層目を引きました。生育環境がぴったり合うのか、アオツヅラフジとヘクソカズラの組み合わせは、生垣の中などでよく見かけます。
(撮影日 2022/12/3)
フサザクラの実です。花は以前にも観察し写真にも収めていますが、実のほうはしっかりと見てはいませんでした。フサザクラの実はこの時季まで枝に残るのですね。垂れ下がる実姿はイタドリのような雰囲気があります。
(撮影日 2022/11/7)
センボンヤリの綿毛姿です。スッと伸びた茎の先にある、毛が密になっている真ん丸な姿は目を引きました。淡い茶褐色の色の綿毛は、光が当たるとキラキラと輝いて、また違った様相を見せてくれます。
(撮影日 2022/10/28)
赤く染まったマユミの実がぶら下がっていました。4裂したピンク色の果皮と飛び出した赤色の仮種皮の対比が面白いですね。野鳥に食べられるようにするためか、緑の葉の中でもよく目立っています。実姿の形や色は、同じ属のコマユミよりツリバナの実のほうに似ています。
(撮影日 2022/10/26)
色付いていたノブドウの実です。写真の実は、もう少し経つと色がくっきり出て、もっと色鮮やかになるように感じます。日当たりや気温、個体差などが関係しているのか、実の色付き方は赤色系統が目立っていたり、青色系統が目立っていたりする場合があります。
(撮影日 2022/10/15)
オヤマボクチの花後の姿です。花が枯れた後でも、大きな花頭と総苞を白く染めるくも毛が目を引きました。色合いもシックで良いですね。さらに枯れ進んだ、黄金色になる綿毛姿もまた目を引きます。
(撮影日 2022/10/1)
熟してパカッと割れたサンショウの実です。ツヤツヤとした黒い種子はもうほとんど落ちてしまっていました。サンショウの果皮の色は、緑から赤、完熟すると茶褐色になるようですね。
(撮影日 2022/9/26)
場所によっては複数のつる性植物が絡まり合って、様々な形の葉が一堂に会している事があります。特にヤマノイモ科は、数種が絡まり合っている姿を比較的高い頻度で見かけます。
(撮影日 2022/6/18)
伸びて展開していっている葉の頭の部分が綺麗に揃っていました。展開中の葉は少なからず不揃いになるものですが、なんだかシンクロ競技みたいに高さがピタッと揃っています。
(撮影日 2022/5/7)
山菜のコゴミです。シダの仲間で標準和名はクサソテツになります。春の味覚として、おひたしや天ぷらなんかにして食べます。ごま和え、白和え、浅漬け、マヨで食べたるのも良いですね。1枚目は食べごろ、2枚目は葉が開いてるので遅めといった感じでしょうか。
(撮影日 2022/5/2)
玉のように見える朔(胞子嚢)がピョンピョンと出ている姿は、なんだかコミカルに感じます。少し乾燥気味になっているのか、葉の先端がよれて渦巻いているように見えました。
(撮影日 2022/4/1)
水中にある根が長く感じるのでコウキクサでしょうか。今までウキクサの仲間に気に留める事はありませんでしたが、じっくり見てみると楕円の葉が互い違いに重なったような面白い形をしていますね。
よく見られる種が何種類かあるようなので、機会があればまた観察して見ようと思います。
(撮影日 2022/4/1)
法面を保護する植物の一つでしょうか? 一つの株の横幅が40㎝くらいある大きなものでした。なんだか長毛種の犬が地面に顔を突っ込んでいるようですね。似た質感や色合いの毛を持つ動物は、ここで擬態が出来そうです。
(撮影日 2022/3/16)