新芽
イワカガミかな? 1枚目の赤く色付いた芽は、地下茎から新しく出て来た新芽でしょうか。2枚目の緑色の葉は根生葉っぽいですね。長い葉柄や光沢のあるツヤツヤした丸い葉が特徴的です。
(撮影日 2022/3/16)
イワカガミかな? 1枚目の赤く色付いた芽は、地下茎から新しく出て来た新芽でしょうか。2枚目の緑色の葉は根生葉っぽいですね。長い葉柄や光沢のあるツヤツヤした丸い葉が特徴的です。
(撮影日 2022/3/16)
雪解けが進み、雪に埋もれていたソヨゴの幼木も起き上がって来ていました。植物を中心としてドーナツ状に地面が見える光景は、樹木の幹回りでもよく見られます。
(撮影日 2022/3/16)
春に向けて積もった雪が少なくなってゆく中、雪の下でじっと耐えていた植物たちが姿を現して来ました。雪の圧力でぺちゃんこになった植物は、しばらくすると成長と共にボリュームが増して来ます。
👇イワガラミかな。
👇ハイイヌツゲ
👇ツルニチニチソウ
👇オオイヌノフグリ
👇ツルマンネングサ
👇シッポゴケの仲間。
👇ヒカゲノカズラ
👇フクジュソウ
「シシガシラ」とは面白い名前のシダの仲間ですね。斜面方向に葉が垂れ下がる姿を、獅子のたてがみに例えた名前になるそうです。全縁の葉の並びにはすっきりとした規則性が感じられます。2枚目は葉裏になります。
(撮影日 2022/3/16)
コケの仲間は、似た種が多く見分けがつかないことも多々ありますが、葉の形や胞子体など特徴的な姿も見られるので興味深く感じます。
👇ハイゴケの仲間。
👇シッポゴケの仲間。
👇エゾスナゴケでしょうか。
👇ホソウリゴケでしょうか。
👇エゾスナゴケとホソウリゴケと思われるコケが混成していました。
ひょろっと伸びたシダの仲間のヒカゲノカズラが垂れ下がっていました。剛毛ブラシのブラシ部分が、四方八方に長ーく伸びたような姿をしています。垂れ下がっているのに真横に伸びようとする匍匐茎も面白いですね。
(撮影日 2022/3/16)
ノリウツギの花の枯れ姿が綺麗な形で残っていました。山のような形の花序と散りばめられた装飾花は、同じ仲間のアジサイの枯れ姿にも負けない趣を感じます。
(撮影日 2022/3/14)
木の真下近くにあったので、あまり雪に埋もれずに立ち姿となったか、場所がら積雪が少なく雪解け後に立ち上がって来たように思います。1枚目はアキノキリンソウ、2枚目はコバギボウシでしょうか。綿毛が飛んだ後と思われるアキノキリンソウは、ドライフラワーの花材のようにも見えます。
(撮影日 2022/3/14)
フキノトウもお目覚めです。雪が解け出したそばから地面からポコポコと頭を出して来ています。膨らんだフキノトウは圧力が加わっていたからか、ちょっと窮屈感が感じられます。
(撮影日 2022/3/11)
綿毛付きの枯れたノコンギクが雪の下からひょっこりと顔を覗かせていました。積雪によって埋もれてしまった擁壁上のノコンギクが、気温の上昇でせり出した積雪と共に頭をもたげて来た感じでしょうか。せり出した積雪の下は雪が溶けて氷状となっています。
(撮影日 2022/3/7)
周りの装飾花の大きさと一本立ちの姿からタマアジサイのように感じます。茎が中折れした姿は枯れハスが思い浮かびました。雪積もる冬季の植物の枯れ姿は、秋とはまた違った趣があります。
(撮影日 2022/3/5)
雪上にあった風散布の種子を並べてみました。雪の上には種子や球果、枯れ葉や枝など色々なものが落ちています。暖かくなってくれば、場所によって昆虫も見られます。
👇クマシデ
サワシバっぽい感じもしますが、たぶんクマシデだと思います。苞葉で風を捉えて種子を遠くへと運びます。
👇アオギリ
葉のような舟型の心皮と呼ばれる部分が目立っています。1つの心皮に1~5個くらいの種子が付くそうです。
👇カラコギカエデ
翼果の幅が狭く重なり合っていて、昆虫の翅のようにも見えるカラコギカエデです。
👇ヤマモミジ
長い柄と翼果の広がり方からヤマモミジだと思います。
👇ガガイモ
少し前にも投稿したガガイモの種子です。しずく型の扁平な種子と密な綿毛の組み合わせは面白く感じます。
シダのメヤブソテツかヒロハヤブソテツでしょうか? まだ幼株っぽいので、これから葉数も多くなり種として判別しやすくなるのかもしれません。シダの仲間は詳しくありませんが、葉の広いものや葉に鋸歯があるもの、大型になるものなど色々と見かけます。
(撮影日 2022/3/5)
飛んでいる綿毛が目の前をフワフワと通過して行ったので、地面に落ちた所で見てみるとガガイモでした。どこかに降雪の影響を受けずに残っていた実があったのかもしれませんね。雪と綿毛という少し珍しく感じる組み合わせを見る事が出来ました。
(撮影日 2022/3/5)
擁壁の隙間から緑鮮やかなツルマンネングサが生えていました。長く伸びて垂れ下がった匍匐茎の先には小さな子株が付いていて、盛りの時期の生い茂ったツルマンネングサの姿とはまた違った趣があります。小さいながらもぷくぷくとした葉は、多肉植物という感じがしますね。
(撮影日 2022/2/25)