沢山の翼果が落ちずに枝に残っていました。色は褪せていますが、これだけ残っていると冬でも見応えがありますね。雪降りの日には、雪帽子姿が多く見られそうな雰囲気があります。カラコギカエデの翼果は、2つ合わせの種子の部分の角度が他のカエデ類よりも鋭角になっていて、翼部分が重なり合う事もあります。
(撮影日 2022/1/3)
沢山の翼果が落ちずに枝に残っていました。色は褪せていますが、これだけ残っていると冬でも見応えがありますね。雪降りの日には、雪帽子姿が多く見られそうな雰囲気があります。カラコギカエデの翼果は、2つ合わせの種子の部分の角度が他のカエデ類よりも鋭角になっていて、翼部分が重なり合う事もあります。
(撮影日 2022/1/3)
南天(難を転じて)とプラタナス(プラスと成す)です。はい、ご想像通りのダジャレです。別々に写真を撮った時は何とも思いませんでしたが、「《難を転ずる》なので何か続くものを…」となんとなく考えた時に「そういえばプラタナスが…」と結び付けてしまいました^^;昨今の状況を憂いての願いと言うほど大仰なものではありませんが、ちょっとした言葉遊びと共に今年の記事を終えたいと思います。
👇ナンテン
多数の鮮やかな赤い実が生っている姿は見栄えがしますね。日が当たっても落ちなかった降り積もった雪は、赤い実と常緑の葉を引き立てていました。
👇モミジバスズカケノキ(プラタナス)
枝に残っていた葉の形から、多分モミジバのほうだと思います。通常の実姿と共にまだ雪帽子をかぶっている実がちらほらと見られました。
和名の「スズカケ」は、真ん丸の果実の形が、山伏が衣服の上に着る法衣「篠懸(すずかけ)」にある飾りと似ている事から付けられたそうです。実際には、肩に掛ける結袈裟(ゆいげさ)の飾りである丸い房「梵天(ぼんてん)」の事を指しているのですが、その飾りを含む山伏の姿が名の由来となったようです。
(撮影日 2021/12/28)
今年も気ままな拙記事を見ていただきありがとうございました。初めてのグログに戸惑いながらも、やり方を頭に入れつつ何やかやで4年目。もう少し違う趣向の記事をと思ったこともありますが、予定は未定の通りいつも通りの気ままな記事となっています。
何かと配慮しなければならない時節が続いていますが、皆様もお体に気を付けて年末年始をお過ごしください。ではまたブログにてお会いしましょう^^
なんとなくのイメージ優先で、最近撮ったクリスマスに関連付けられそうな植物を並べてみました。宗教的な意味でのクリスマスの期間は、25日の日没までになるそうです。
👇クリスマスツリーに見立てた「杉の木」
👇オーナメントの赤い玉(クーゲル)に見立てた「ツルリンドウの実」
👇クリスマスカラー2色(緑、金)に見立てた「斑入りアオキ」
👇セイヨウヒイラギ(モチノキ科)に見立てた「ヒイラギ(モクセイ科)」
少しは雰囲気が出ていたでしょうか? クリスマスカラー4色(赤、緑、白、金)は揃ったように感じます。
莢の表面に生える密生した毛が日の光で輝いていました。褐色のクズの豆果は、冬でも落ちずに残り雪被りになっている姿を見る事もあるので、季節ごとの姿で目を楽しませてくれます。
(撮影日 2021/12/14)
1枚目はエゾスナゴケ(スナゴケ)でしょうか、擁壁の上にこんもりとした山のような塊を形成をしていました。2枚目の塊の中央に見える黄緑色の苔はハマキゴケのような感じがします。塊の左側にある赤褐色の状態のものは、ハマキゴケが少し枯れた姿でしょうか? 塊の右側と下側に見える白っぽい苔は、違う種のギンゴケのような気がします。
複数の苔が群生している場面を見る事もあるので、身近な苔の種名や特徴が分かれば面白いかもしれませんね。
(撮影日 2021/12/14)
ミヤマニガウリの果実です。蔓や葉はもう枯れて茶色くなっていますが、ぶら下がっていた果実は変色気味ではありますがまだ青々としていました。外側のツヤツヤとした外果皮は寒さに強いようです。
(撮影日 2021/12/14)
木々の葉が落葉すると、幹をよじ登る青々とした常緑樹のツルマサキの姿が目立つようになります。木の幹や太い枝を覆うように葉が生い茂るので、葉で出来た服を纏っているような印象を受けます。
(撮影日 2021/12/5)
雪を背景にした冬の枯れススキも、また秋とはまた違った趣があります。背景が白い中での光る綿毛は、枯れ色の中にあるよりもその姿がより強調されているような印象を受けます。
(撮影日 2021/12/5)
落葉したカラマツの松ぼっくりです。傷みが見られるので左が去年のもの右が今年のものでしょうか、一年というサイクルの違いはありますが、ちょうど隣り合っていてなんだか微笑ましく感じました。
(撮影日 2021/12/2)
風の影響か、杉の大きな枝がボッキリ折れて地面に横たわっていました。よく見ると、花粉を出す黄褐色の雄花と共に緑色の球果も付いています。青々とした球果はあまり見る機会が無いので、ちょっと得をした気分になりました。茶色く変色した球果は去年のものでしょうか。
(撮影日 2021/12/1)
小さな黄色い実を付けていたヤドリギです。枝の股にちょこんと生る実の姿が面白いですね。日の光で透けた葉は、葉脈がなんだか団扇の骨組みのようにも見えました。
(撮影日 2021/11/29)
綿毛が黄金色になった枯れ姿もなかなか味わいがあります。葉裏には茸毛(じょうもう)と呼ばれる細かい毛が密生しているからか、葉の水分が無くなってくると縁が内向きに丸まるようです。植物全体が枯れ色になる中で、白銀色の茸毛はよく目立っていました。
(撮影日 2021/11/21)
枝に残っていたどんぐりです。大きく成長する前に熟してしまったのか、果実部分が落ちているどんぐりより小さめで殻斗部分が目立っています。フモトミズナラというものもあるそうですが、枝に残っていたどんぐりだけ見ていても、どちらの種かはよく分かりませんでした。
(撮影日 2021/11/21)
斑入りと言うよりは白化したようなアケビの葉があったので、パシャっと1枚撮ってみました。ウイルスか何かでしょうか、白くなっていたのはこの葉だけのようで、遠目から見てもその箇所だけよく目立っていました。
(撮影日 2021/9/23)
見事に赤く染まっていたので、思わずパシャッと撮ってしまったアカソです。アカソの球状に集まった実の形は、色は違いますがよく見るとキツネノボタンの実と似ています。
(撮影日 2021/9/17)