日が当たっているとそうは見えませんが、花の色は少し透明感のある乳白色をしています。花中心部の黄色い色や花弁に細かく入る紫条も特徴的です。茎や葉に生えている毛も目立ちますね。葉表が黒っぽくなると、タカオスミレやハグロスミレと呼ばれたりします。
(撮影日 2022/4/22)
日が当たっているとそうは見えませんが、花の色は少し透明感のある乳白色をしています。花中心部の黄色い色や花弁に細かく入る紫条も特徴的です。茎や葉に生えている毛も目立ちますね。葉表が黒っぽくなると、タカオスミレやハグロスミレと呼ばれたりします。
(撮影日 2022/4/22)
まだ出始めのタチツボスミレでしょうか、花の大きさと比較して葉が小さめです。葉が開いても葉が小さいままの「コタチツボスミレ」もありますが、写真のスミレは葉の基部が切形のようにはなっていないので、普通のタチツボスミレだと思います。
👇スズメノヤリと一緒に咲いていました。
(撮影日 2022/4/18)
花の上弁がうさぎ耳で側弁が前ならえ状態になる、タチツボスミレよりも花径が小さいアオイスミレです。スミレ類の中では早くに花を咲かせて、一足先に目を楽しませてくれるスミレです。1~2枚目のアオイスミレは、花弁にある紫条が通常の花よりも少し目立っているように感じました。
(撮影日 2022/4/9)
深い青紫色のニオイスミレが咲いていました。まだ出始めなので葉数が少なく、丸い葉の基部が内側に丸まっているものが多くありました。青紫色のアメリカスミレサイシン ‘パピリオナケア’と似ていますが、ニオイスミレは側弁にある毛が短いので、花柱がしっかりと見えます。
(撮影日 2022/4/4)
秋に返り咲きする場所にあるタチツボスミレです。スミレ類もぽつぽつと見られるようになっていて、春の季節も段々と進んで来ました。暖かいというよりは暑いくらいの日もあるので、それに合わせて花たちの動きも慌ただしくなりそうな気がします。
(撮影日 2022/4/1)
秋のオオタチツボスミレです。春と比べると勢いは弱く花径も若干小さめですが、秋に見られるスミレとして目を楽しませてくれています。返り咲きの様子が気になったので、ここ4~5年同じ場所に行って観察していますが、毎年返り咲きが見られる場所のようです。
(撮影日 2021/11/19)
草丈が高く30㎝くらいあるスミレになり、茎はスッと直立して伸びるので、見慣れているスミレとは立ち姿の雰囲気が違って見えます。大きな葉と比較して花は小さく、花柱先端の球状に膨らんだ花頭が特徴的です。花の中央からぼかすように青紫の花色が淡くなって行く感じも面白いですね。1枚目と2枚目は同個体になります。
(撮影日 2021/5/22)
花径が大きく花色は淡い紅紫色をしていて、アメリカスミレサイシンのような密生する毛が側弁に生えます。葉は大きな長卵形をしていますが、ここの場所は虫に食われやすいのか葉に虫食い跡が多く見られました。花期はもう終盤になっていましたが、萎れていない花を1つだけ見付けたので、サクラスミレの綺麗な花姿をなんとか写真に収める事が出来ました。
(撮影日 2021/5/22)
蛇紋岩地帯に生育するナガハシスミレになり、花色が濃くお尻の距の部分はナガハシスミレよりも少し短めな印象があります。葉裏は赤みを帯びる事がありますが、成長するにつれて緑色になるようです。葉表も含めて全体的に色合いが暗めのスミレです。
透明感のある乳白色の花色で、花弁に紫条が入ります。花の大きさは2㎝くらいになり、大きめのタチツボスミレの花と同じくらいでしょうか。花の側弁には普通毛が生えますが、1枚目のヒカゲスミレは無毛のようです。
花色の白さが際立ち、唇弁に紫条が控えめに入るマルバスミレです。「マルバ」と付いていますがフキの葉のように丸い形ではなく、丸みを帯びたハート型をしています。側弁にわずかに毛が生えるスミレですが、毛が無い個体もあるそうです。
(撮影日 2021/4/24)
茎や細長い距に毛が生えるアカネスミレです。花の下にある唇弁部分が前に突き出し、花の上にある上弁部分が距に張り付くように反る事もあるので、花の形はノジスミレのような扁平な雰囲気を持っています。
あまり大きくはないスミレですが、花弁の幅が比較的広く、毛むくじゃら感や赤っぽい花色と合わせると結構存在感のあるスミレです。
(撮影日 2021/4/22)
今まで見たヒナスミレと比較して、花が大きく感じたヒナスミレです。花弁の付け根部分がすぼまっていて、花中央にある花柱が見えづらく感じました。ヒナスミレは、重なることもある深い心形になる葉の基部や、葉の縁にある鋸歯も特徴的で目を引きます。
(撮影日 2021/4/22)
距(花のお尻部分)が白いオオタチツボスミレです。出始めの花は、花径が小さく感じる個体も見られますが、最盛期に近づくにつれて、花径の大きい花も見られるようになって行きます。幅広な花弁でふくよかな印象がありますが、細長い花弁を持つ花もあり、個体差による変化があります。
(撮影日 2021/4/15)