うたかた花詩の「思季色を綴る覚書き」

   長野県の四季の様子を思いつくままに雑多に綴る自由ノートです。

雪と風散布型の種子5種

2022-03-11 | 植物

雪上にあった風散布の種子を並べてみました。雪の上には種子や球果、枯れ葉や枝など色々なものが落ちています。暖かくなってくれば、場所によって昆虫も見られます。

 

                 👇クマシデ
サワシバっぽい感じもしますが、たぶんクマシデだと思います。苞葉で風を捉えて種子を遠くへと運びます。

                  👇アオギリ
葉のような舟型の心皮と呼ばれる部分が目立っています。1つの心皮に1~5個くらいの種子が付くそうです。

👇カラコギカエデ
翼果の幅が狭く重なり合っていて、昆虫の翅のようにも見えるカラコギカエデです。

👇ヤマモミジ
長い柄と翼果の広がり方からヤマモミジだと思います。

                  👇ガガイモ
少し前にも投稿したガガイモの種子です。しずく型の扁平な種子と密な綿毛の組み合わせは面白く感じます。


ヤブソテツの仲間

2022-03-11 | 植物

シダのメヤブソテツかヒロハヤブソテツでしょうか? まだ幼株っぽいので、これから葉数も多くなり種として判別しやすくなるのかもしれません。シダの仲間は詳しくありませんが、葉の広いものや葉に鋸歯があるもの、大型になるものなど色々と見かけます。

(撮影日 2022/3/5)