うたかた花詩の「思季色を綴る覚書き」

   長野県の四季の様子を思いつくままに雑多に綴る自由ノートです。

キランソウ

2022-05-13 | みんなの花図鑑

花の形や葉の縁の波打つ様子は柔らかい印象を与えますが、植物全体にまばらに生える長毛はトゲトゲしたきつい印象も与えています。ペタッと地面に張り付くような根生葉の姿や、薬草としての薬効から地獄に蓋をするなどの意味で、「地獄の窯の蓋」の別名もあるようです。
手を広げているようなキランソウの花姿は、地獄へ通さないようにしているか、もしくは地獄へようこそといった感じでしょうか。

(撮影日 2022/4/27)



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2 コメント

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Unknown (しいちゃん)
2022-05-13 20:14:34
こんばんは!!

お花ですから地獄へは通しませんよと言ってると思います♪
可愛いお花ですよね。
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キランソウ (うたかた花詩)
2022-05-13 21:34:16
しいちゃん、こんばんは。
綺麗な花には何とやらのように、美しいものはどこか怖いイメージもあるのですが、このキランソウの花は蓋の意味合い的にも、花の小ささからも妖精が連想されて、確かに通せんぼのほうが似合いますね^^
こちらでは、同じキランソウ属のシロバナニシキゴロモが咲くのですが、もう咲いているかもしれませんので、また機会があれば投稿したいと思っています。
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