うたかた花詩の「思季色を綴る覚書き」

   長野県の四季の様子を思いつくままに雑多に綴る自由ノートです。

クマノミズキとミズキ

2021-07-10 | みんなの花図鑑

クマノミズキの花が咲いたので、以前に撮ったミズキの花と並べてみました。クマノミズキの葉は対生、ミズキの葉は互生と葉の付き方で見分けるのが一番分かりやすいとは思いますが、花にも違いが出るようです。

                👇クマノミズキ
クマノミズキの花の葯は大きめで、花糸は短めです。雌しべの付け根に見られる腺体部分も大きく感じます。蕾の先端は少し尖るようです。葉は対生し、先端が尖る長卵形になり、葉の縁が強く波打ちつようです。葉の主脈を中心にして、V字型に折れ曲がる傾向があるように感じられます。

                  👇ミズキ
ミズキの花の葯は小さめで、花糸は長めです。雌しべの付け根に見られる腺体部分は小さく感じます。蕾の先端は少し丸みを帯びるようです。葉は互生し、クマノミズキと比較して幅広の広卵形になり、葉の縁の波打ちは弱くなるようです。



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2 コメント

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梅雨明け (カンサン)
2021-07-12 18:50:23
うたかた花詩さんへ、そろそろ梅雨明けになりそうですね。
クマノミズキとミズキの写真はぱっと見ただけでは同じように見えますね。
花だけでなく、葉も見ると、違いがはっきりわかることが多いですね。
今週末から夏山登山が本格化するかもしれませんね。
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Re:梅雨明け (うたかた花詩)
2021-07-12 20:18:49
カンサンさん、こんばんは。
九州南部はもう梅雨明けしたようですね。関東甲信の梅雨明けは平年では7月19日頃となっていますが、予測を見ると、今年は平年よりも少し早まりそうです。
こちらはミズキだけでクマノミズキは生えていないと思い込んでいたのですが、木々の冬芽を観察している時に思いがけずクマノミズキと出会う事が出来ました。花期になり花の写真も撮れたおかげで、葉を含むミズキとの違いも理解できたように感じます。
いよいよグリーンシーズン到来ですね^^ 観光業の方やお客さんも未だに厳しい部分があるとは思いますが、そんな中でも気分良く過ごしてもらえたらと切に思います。
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