この日は結構多くの種の花を見かけたので、1回の記事で6種くらいの花を載せて、3回に分けて記事にしたいと思います。
👇タニウツギ
後に紹介するヤブデマリと同じく、平地ではもう終わりを迎えましたが、少し標高を上げるとまだ花を咲かせている木もありました。通常の花は5裂しますが、4枚目では6裂する花も見られました。
👇ヤブデマリ
小花の周りにある、大の字のような蝶のような白い装飾花が特徴的です。
👇ミヤマシキミ
葉を見てエゾユズリハかと思いましたが、小さな4弁花が咲いていたのでミヤマシキミのほうでした。赤い蕾の集まりも目を引きます。
👇コンロンソウ
アブラナ科のコンロンソウです、同じ属のタネツケバナの仲間と似ていますが、花が大きく葉の形も違います。
👇タニギキョウ
通常花は5裂しますが、2枚目では6裂する花も見られました。草丈は10㎝くらいで花も小さいですが、雌性期と思われる3裂した花柱が花の中央で目立っていました。
👇ウワバミソウ
イラクサ科のウワバミソウです。山菜となる植物で「ミズ」とも呼ばれます。よく群生していますが、先端に生える新しい葉は黄緑色をしていて、遠目でも色の違いが分かります。
(撮影日 2022/6/21)
山歩きが好きな私ですので、よく見かける花々でした。
歩いておられるのを想像しながら、拝見しました。
主に白馬村にある猿倉荘へと続く道路沿いの花たちになります。沢近くの道路で木陰も多いので、涼むことも兼ねて散策をしてみました。平地とはちょっと違う花を気軽に見る事が出来るので、たまに訪れています。涼を感じる水音と共に平地では見られない変わった花も見られ、暑さで参っていた気持ちをリフレッシュ出来ました。