日々の思い

日常の出来事、思いを書き続けて、自分を見つめて行きたいと思っています。

哀別

2016-03-10 16:34:11 | 日記
あなたがたには、あすのことはわからないのです。あなたがたのいのちは、いったいどのようなものですか。あなたがたは、しばらくの間現れて、それから消えてしまう霧にすぎません。(ヤコブの手紙4章14節)



昨日、1枚のハガキが来て驚嘆し震えそうでした。まさか!随分年長の祇園の友人の訃報でした。心身が元気で、
病知らず。まさかとはこの事ですね。一人暮らしでしたから、発見が29日で、その4日位前にポックリ病?らしい
。脳血管が切れた様です。だから苦しみも何もせず亡くなりました。それがせめてもの慰めです。きっと娘さんが私と
仲良いのを知って知らせて下さったようです。

彼女は「すみれの花咲く頃~♪」の大フアン。85歳の死までTVで宝塚のVDを楽しみ、その前日まで近所を歩いてたとか。



彼女と知り合ったのは25年前。往年のトップスターGちゃんが京都へ来られ、私も子供が大きくなり、Gちゃんに
会いたくて行った時でした。その後、私を妹の様に思ってくれて、最近ではGちゃんのしのぶ会で会うのが楽しみでした。
そろそろ電話しようと思っていた矢先だったのです。最近まで一人で阪急電車で宝塚へ行ってました。



彼女の生涯を思えば、小さい時は両親を亡くし、養女にもらわれたのですが、女学校を出してもらい、結婚し、
3人の子供を与えられたのでした。色々あったでしょうが、ご主人を17年前に送り、後は実に気楽に過ごし
幸せだった様子。



彼女も私も一人子ですから、よく「あんたも一人の行動が好きやろ。一人子は皆そうえ。」と言ってましたっけ。
そういえばよく皆さんから一人子で寂しいでしょ?って言われますが、寂しさは感じないものです。慣れてるから
一人が落ち着くのです。だから彼女は宝塚を心底楽しみ、一人の生活を充分楽しんだ事は凄く解ります。
それにしても、楽な死に方だったこと!羨ましいことです。

唯、イエス様の事を伝えはしましたが、残念ながら解らなかったのです。これは神様の領域ですから仕方ないです。
誰にも世話にならず行ける。その点、幸いだった事でしょう。



上の言葉
(イエス様の言葉ですが、私たちはこの世にあらわれ、霧のように過ぎ去る。正にその通りです。
その束の間の人生。救い主を見出せた人は幸いです。)