日々の思い

日常の出来事、思いを書き続けて、自分を見つめて行きたいと思っています。

真夏の小旅行

2016-08-10 08:31:56 | 旅行
苦しみに会ったことは、私にとってしあわせでした。私はそれであなたのおきてを学びました。(詩篇119篇71節)



写真を趣味にしてから、この15年位は毎年5月と10月に信州や東北、はては北海道に旅が出来たように思います。年と共に遠くは難しくなりました。今年は何かと用事も出費も多く、金欠病になり、近場の滋賀県ばかり。
夏は最も風景写真には向かない季節。そして昼間の写真はいくら良いと思っても良い写真というものは撮れないと聞いています。まぁ、いいや、「涼」とパチリを楽しめたら、と夫の勧めで滋賀県在原と朽木へ向かいました。まず在原は直ぐ福井県との境目。家から車ですから、遠い所へ来たもんだ!山の中でかなりの過疎地。オ-懐かしい家が見えて来ました。数回この地を訪れてますが、この8年は来てないでしょう。こんな夏に来たのは初めてに感じます。



神社の石段で昼食を取ました。影に座れば何という涼風!この数十年、味わってない自然の涼しさです。過って味わった記憶が数回あったか?子供の頃に味わった記憶しかありません。この涼風を味わったのが幸せです。しかしこの村は悲しくなります、近畿の茅葺屋根の家は殆ど無くなり、あっても瓦かスレートになっていますが、ここは昔の茅葺です。超高齢化してると思います。でも希望がわいて来ました。この村を保存の動きです。村民の方が自ら茅葺に修復されました。京都の美山では保存され観光化されています。合掌作りでは多くが保存されています。美山より風景が美しいので是非保存して頂きたいものです。



朽木は高島市。冬に雪を撮りに来るのが常習ですが、こんな夏に?でも涼しいのでした。ここも過疎地。でも在原より手入れされています。国道縁は鯖寿司の多いのが目に着きます。山奥へ入れば自然が多すぎて、茅葺ばかり撮ってますと、山野草でも撮りたい衝動に駆られます。山奥だからあると思ってましたがありません。そこが信州と違うところですね。



毎度来てますと、家も解って来て。宿泊は朽木温泉にしました。安いし美味しい。何故か安上がりばかり考えています。ここも高台で凄く涼しいです。夜中も涼しくて、信州より涼しいかも?以前白馬や戸隠は暑かったですから。解らないものです。



翌朝の朝焼けはダメでした。大原から帰る事に。



大原三千院に向かいましたが、ここも茅葺の傾向が伝わっているのでしょう。朽木から標高はそう変わらないと思っていましたが、どんどん下がるのが解ります。かなりの落差です。でも大原も涼しいです。



大原から京都市内の真ん中に来ると。熱帯です。えらい違いですね!やっと我が家に。宇治も暑いです。また暑さとの闘いです。これからまた拙い旅日記をお伝えします。

上の言葉
(昔は特に田舎は見合い結婚が多かった。まして一人子の私には職業も結婚も自由が無かった。こんな事いっても今では解らないでしょうが、そんな世の中だったのです。二人とも氣が進まぬまま今までよく来れたものです。車で話しながら、夫はもうそんな話はよそう。神様が決められたのだから、と。そうなんだ。神の計画があったのだ。そうして今、何とか生活出来、幸いであればそれでヨシ。夫婦もいろんな形がある。小さな事でも感謝出来るのが幸せ。こういった考えに至ったのは苦しかった事もすべて通って来たからです。)