うららかな空の下、
農業・園芸総合研究所において
「新食材試食研修会~秋冬 野の恵み in みやぎ 」が
開催されました。
今回が3回目の開催と言うことで、
会場内もかなり穏やかな雰囲気。
宮城の秋・冬の食材がずら~と並んで、
見ただけで食欲が刺激されます。
では、当日ご出席出来なかった皆様の為に、
出展された品々のいくつかをご紹介したいと思います。
松島交配「プチぷよ」トマト(仮称)
赤ちゃんのほっぺのような、新食感トマト!!
糖度は高く完熟果で9度前後。
果皮はごく薄く、光沢を放っております
しかしながら、果皮が薄い点で輸送が難しく
今年は直売所・スーパー直売所・一部ホテルのみの販売となっております。
一度食べると「えっ?これがあのミニトマト?」というおいしさ。
来年が期待されます。(生産者:渡辺採種場)
おでん専用大根「本宮」
生ではやや硬めの大根だが、煮えやすい大根。
煮ると柔らかくなるが煮くずれしにくくおでん用に最適
漬け物にしても自然の純白で、漬けあがりが美しい
(生産者:JAみやぎ亘理山下支所営農センター)
「東北紫184号」を使ったおはぎ
山間高冷地帯で安定して作られる早生の「低アミロース米」
御飯は粘りがとても強く、さめても堅くなりにくい
おにぎり・おこわ・おはぎ・和菓子などいろいろな用途にむいている
H19年度から大崎市鳴子温泉地域で作付け開始「鳴子の米プロジェクト」
のシンボル的お米になっている
(生産者:鳴子の米プロジェクト)
他に粘りが少なく、ピラフやカレーにむいている水稲「東北198号」(高アミロース米)
水稲「東北紫184号」、水稲「一目惚れ」を使ったピラフやパエリアを試食させていただきました。
昔懐かし「印度りんご」
今店頭ではあまり見かけないですよね。。。
「落葉果樹専門店様」一押しのりんご「こうとく」
果実は200グラムと小さいが、甘味と酸味が濃厚で、パイナップルのような芳香・味。ミツが良くはいり、果肉中のミツが大変美しい。
こうとくにつきましてはかおりの風景~きままな窓から~最新投稿
「新食材試食会で、悶絶。」で、詳しく説明が。。。
そちらもご覧になってください。
イチゴ:「紅ほっぺ」
ほっぺが落ちるほどのコクのあるおいしさを表して
「紅ほっぺ」と名付けられました。
他にも・・・
さちのか・とちおとめ・章姫
そして宮城県オリジナルイチゴ品種「もういっこ」が登場
「もういっこ」は約10年の歳月を費やして開発された宮城県独自品種
糖度と酸度のバランスがよく、さわやかな甘さが特徴。。
又、おいしいだけでなく、病気に強い性質から減農薬栽培が可能!
形状がかなり珍しく、市場では見かけることのすくない
「イタリアンカリフラワー」
食味は通常のカリフラワーよりも濃厚、しっかりとした食感を備えている。
イタリアではポピュラーな野菜として食文化に定着しており
鮮やかな黄緑色と珊瑚礁のような形状は食卓に華やかさを与えてくれます。
前回、トマトをご紹介くださった山村さんが手にしているのは??
南アフリカ原産の多肉植物「パラフ」
細胞内に塩をたくわえるという不思議な植物
バラフはスワヒリ語で水晶の意味だそうです。。。
3人が手に抱えているのは・・・
ジャンボサイズのキウイ「ヘイワード」
袋の中にりんごが同居しているのがおわかりでしょうか?
キウイを追熟して食べられるようにするにはエチレンが必要で、
今回はりんごからでるエチレンを利用して追熟させた・・そうです。
そして、最後にご紹介するのは・・・
今年からリーキを栽培されたという若きホープ「リーキ王子」ご兄弟
リーキはまだなじみのない野菜ですが、欧州ではかなり流通している食材
ネギの仲間ですが、ネギと違ってつんとした臭気がなく、優しい香りとこりっとした歯ごたえが特徴のネギ。鍋物や煮込み料理ではとろっとして甘く、ネギ類としての風味は格別と評価されております。
お二人は今年からホワイトアスパラも栽培なさっているとか。。。
ホワイトアスパラの画像はございませんが、
「ホワイトアスパラ」は・・・
宮城で栽培が考えられたオリジナル野菜。
甘みとほのかなほろ苦さ、
そしてなんと言っても12月から生産が可能なのは、今のところ宮城県だけとか。。。
ホワイトアスパラはJAみどりの南郷アスパラガス部会でも生産なさっております。
他にも三陸つぼみな・薬莱山わさび・クレソン・春菊・ゆずにスリムネギetc.etc
みやぎの食材がずら~~と並んで、すばらしい試食研修会でございました。
~秋冬 野の恵み in みやぎ~を丸ごと味わった
新食材試食研修会。。。
もういろいろな食材を満喫して、お腹は一杯、胸一杯。
ぜひともこの企画をず~~とお続けになってくださいませ。。
農業園芸総合研究所様
全部食べてない~~~
プチぷよも、おでん専用大根も、東洋三大美女3人が手にしていりるジャンボのキウイも、パラフも・・・。あ、ピラフはギリギリセーフで食べられましたけど。ある方からの「ささやき」のおかげで・・・
これはやはり、また開催してもらわないと、ですね!!
皆さま、こちらにも、新食材が!!
いしころとまとの花野果村
http://blog.goo.ne.jp/shihoko01/e/1b1eead7fbaef663197522a84190868e
クリックでいけるでしょうか?いけなければ、
リンクしてありますので、ぜひ、クリッククリック~
厚く御礼申し上げます。
記事中に訂正した方がよいと思われる箇所が二つあったので訂正させていただきます。
大根の「本宮」の生産者は,渡辺採取場です。この大根,同じ太さのまま長ーく伸びるので,コンビニのおでん用大根として生産が伸びています。コンビニおでん大根の直径は6cm,1本から沢山切れると,経済的ですからね。もう一つ特徴があって,煮込んでいっても繊維がつぶれないので,おいしい食感が残るんですよ。
もう一つ,鳴子の米プロジェクトのお米は「ゆきむすび」の方です。東北紫184号は,まだ名前がついていません。みなさん,糯米に近い,大変おいしい「ゆきむすび」是非応援お願いしますね。ハラコ飯なんかにも良いですよ。
某テレビ局では「バラフ」が「バフラ」になって,ゴジラの敵役のようなテロップが出てしまいましたが,山村の話によるとかなり皆さんの関心が高かったようです。リーキ王子達が作るかも?そんな情報が飛び交っておりました。
若い生産者を盛り上げて身近な地産地消を実現して行きたいですね。
落葉果樹専門店様、渡辺採種場様、そしてゆきむすび様、誠に申し訳ございません。
資料を見て書いたのがばればれ?
否、資料を見て書いてさえも、ミスっているのがばればれ?
それにしても、私の羞恥心を察して、「バフラ」を登場させてくださり、落葉果樹専門店様暖かいお心遣いありがとうございます。
「バフラ」は、きっと「モスラ」?
私はきっと、「バフラ」に退治される「ガメラ」か、「ゴジラ」か、「キングギドラ」か?
この辺で、尻尾を隠して退散させていただきます。。。
仙台の娘も皆様のおかげで落ち着いている様子ですので安心してくださいませ。
しっかり!野菜&林檎ゲットして元気もでたようです~
真面目に勉強、しっかりレポート書いてるかおりんちゃん!いしころさん!さすがです!
されど、当日あの場はまた笑いの場に。。。
そして、このコメントの数々の漫才?
ネットで笑点みているような(笑)
座布団1枚~
きっとこの人達は200歳くらい生きると思います。
落葉果実さまもですよ~