切られお富!

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【追伸】アルゲリッチを聴きにいったら、天皇皇后両陛下に遭遇!

2015-08-12 23:59:59 | カメレオンのための音楽
書き残したことのみ、ちょっとだけ。

後で考えてみたら、皇后陛下って、ご病気なんでしたよね。体調をおして、「平和の祈り」というイベントにいらっしゃるというあたりに、何か強い御意志を感じました。しかも、結構長い時間、立ち上がって手を振っていらっしゃったので、肉体的なご負担だって、いかばかりか。凛とした立ち姿が目に焼き付いておりますが・・・。

しかし、アルゲリッチの気合の入りようは素晴らしかった。シューマンとかラヴェルのピアノコンチェルトみたいに、十八番になり過ぎている曲じゃなかったのも、このひとに火をつけた原因かもしれない。静謐なピアノの響きも年輪を感じさせる深みがありましたし・・・。

あと、つまんない感想ですが、ベートーヴェンはライブで聴くべきだなと、改めて思いました。といっても、指揮者やオケによっては、盛り上がらないベートーヴェンもありますけどね。

ということで、アルゲリッチには、ベートーヴェンのピアノコンチェルトの三番をやってほしいです。5曲のベートーヴェンのP協奏曲のうち、じつはわたしのいちばん好きな曲です。アバドとやったCDは、今は亡き吉田秀和氏の「この曲をこういう解釈でいいのかとは思うが、名演だと思う。」というラジオでのコメントが記憶に残ります。いつか、日本で演奏してください!できれば、サントリーホールで!

PS:そういえば、美輪明宏から平野啓一郎宛てに大きな花が届いてましたね。

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番&第3番
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ユニバーサル ミュージック クラシック
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