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クラシックに比べて、ロックの本って、定価が高いばかりで酷い代物が多いんだけど、この本だけは絶対別!マルチな才能を持つミュージシャン、トッド・ラングレンの作品やプロデュース作品を丹念に取材した名著です!しかも、著者ばかりでなく、翻訳家もトッド、ひいてはロックに対する愛情が深い!というわけで、室内型ロックファン(これはわたしの造語です!)必携の一冊ですね。おすすめ!
トッド・ラングレンというと、彼自身のアルバム『サムシング/エニシング』とかで語られるんだろうけど、わたしはプロデュース作品の方が気になったクチで、チープトリックの『ネクスト・ポジション・プリーズ』(チープトリックのアルバムの中で一番売れなかったらしいけど。)とXTCの『スカイラーキング』が特に好きなんですよね。何度聴いたかわからない!
で、この本、XTCは当然だけど、チープトリックの方もちゃんと取り上げてるところが偉いんですよね。でも、一番興味深いのはXTCに関するくだりなんだけど。
後期ビートルズ・オタクのトッドとXTCがタッグを組むという夢のコラボだったアルバム『スカイラーキング』。これが、双方のすれ違い喧嘩の連続で作られたアルバムだってことは、ロックファンには周知の話なんだけど、崑本を読むと、ここまでの状態だったのかと驚きます!でも、出来たアルバムが素晴らしいんだから、表現のマジックって言うしかないですよね。
とにかく、この本を読みながら『スカイラーキング』を聴くだけでも、楽しい時間が過ごせますよ!
加えて、トッド・ラングレンって、レピッシュや高野寛のプロデュースもやっているんだけど、この点は本には出てこなくて、訳者があとがきで愛あるフォローをしてるんですよね!
というわけで、総合点で素晴らしい本です!
トッド・ラングレンというと、彼自身のアルバム『サムシング/エニシング』とかで語られるんだろうけど、わたしはプロデュース作品の方が気になったクチで、チープトリックの『ネクスト・ポジション・プリーズ』(チープトリックのアルバムの中で一番売れなかったらしいけど。)とXTCの『スカイラーキング』が特に好きなんですよね。何度聴いたかわからない!
で、この本、XTCは当然だけど、チープトリックの方もちゃんと取り上げてるところが偉いんですよね。でも、一番興味深いのはXTCに関するくだりなんだけど。
後期ビートルズ・オタクのトッドとXTCがタッグを組むという夢のコラボだったアルバム『スカイラーキング』。これが、双方のすれ違い喧嘩の連続で作られたアルバムだってことは、ロックファンには周知の話なんだけど、崑本を読むと、ここまでの状態だったのかと驚きます!でも、出来たアルバムが素晴らしいんだから、表現のマジックって言うしかないですよね。
とにかく、この本を読みながら『スカイラーキング』を聴くだけでも、楽しい時間が過ごせますよ!
加えて、トッド・ラングレンって、レピッシュや高野寛のプロデュースもやっているんだけど、この点は本には出てこなくて、訳者があとがきで愛あるフォローをしてるんですよね!
というわけで、総合点で素晴らしい本です!
![]() | トッド・ラングレンのスタジオ黄金狂時代 魔法使いの創作技術 (P‐Vine BOOKs) |
クリエーター情報なし | |
ブルース・インターアクションズ |
![]() | Skylarking |
クリエーター情報なし | |
Caroline |
![]() | ネクスト・ポジション・ブリーズ |
クリエーター情報なし | |
Sony Music Direct |
![]() | サムシング/エニシング?(ハロー・イッツ・ミー)(K2HD/紙ジャケット仕様) |
クリエーター情報なし | |
ビクターエンタテインメント |
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