![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/1f/fde3c9e9afe0221aa845851eb8c92c9b.jpg)
これは今年の暗い世相(?)をぶっ飛ばす、大人のためのクリスマスプレゼントみたいな作品なのかもしれない!
BSマンガ夜話レギュラー陣の大推薦が付いた業田良家の新刊『世直し源さん』。作品自体は90年頃に連載されていたものなんだけど、これが90年頃に書かれていたってこと自体、マンガというジャンルの底力ってものを感じるし、このタイミングで出版されるっていうのは出版界も捨てたもんじゃないって気がしますね。
話は、ステテコ姿の「世直し源さん」こと、独裁者的総理大臣・本田源太郎(52歳)をめぐる物語。詳論は別の機会に書きたいのですが、1巻の解説で大月隆寛が主人公・源さんについて、「『九州男児』的なマッチョイズムの影」という指摘をして、同じく業田の大傑作『自虐の詩』のイサオとの類縁を語っている点と、源さんと女性の関係に千石イエスの姿を重ねている点は、わたしも思わず膝を打った。
ところで、わたしが最初に業田良家というマンガ家を知ったのは、ご多分に漏れず『自虐の詩』という涙なくしては読めない作品。もし、この作品を読んでいないとしたら、絶対人生損してると断言できます!
さて、何だか取りとめがないけど、急いで、2巻と3巻買ってこよっと!
本格的な感想はその後で!!
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話は、ステテコ姿の「世直し源さん」こと、独裁者的総理大臣・本田源太郎(52歳)をめぐる物語。詳論は別の機会に書きたいのですが、1巻の解説で大月隆寛が主人公・源さんについて、「『九州男児』的なマッチョイズムの影」という指摘をして、同じく業田の大傑作『自虐の詩』のイサオとの類縁を語っている点と、源さんと女性の関係に千石イエスの姿を重ねている点は、わたしも思わず膝を打った。
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