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切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

本日、国立劇場!桂文珍10日連続独演会2日目に行ってきました!

2010-04-07 23:59:59 | 新釈落語噺
ゲストは立川談春!仕事休んだ甲斐がありました!

「人類史上初」と銘打った、桂文珍の10日連続独演会。

といいつつ、わたしの目当ては談春だったんですが、文珍もよかったですよ。このひと、高座とテレビではイメージ違うんじゃないのかな。

テレビだと分別臭い司会者みたいなイメージがありましたけど、高座では邪悪な部分がでてきてよい!今日の噺が「茶屋迎い」と「算段の平兵衛」だったせいもあるけど、ブラックな文珍が、わたしには心地よかったな~。

前日は「らくだ」をやったそうなんだけど、観たかったなあ~って後悔してしまいました。(でも、初日はゲストが柳家花禄なので、わたしはパスしたんだけど・・・。)

・文楽と落語、「どうらんの幸助」をめぐって。(過去に書いた、文珍の落語に関する記事)

そして、談春。

今回は小泉純一郎のせいでちょっと有名になった「三方一両損」だったんだけど、これが巧かった~。

江戸っ子の気風、口跡の素晴らしさ。

志ん朝師匠亡き後、タイプは違うけど、口跡で酔わせる高座は談春が一番かもしれませんね~。

家に帰ってから、談志や小金治のCDを聞きなおしたけど、やっぱり今日の談春が一番!

小金治の巧さ、談志のスピード感を感じながら、パーンと爽やかに聞かせる語り。

わたしは大いに感動しました。

しかし、文珍さん、せっかくの連続独演会なんだから、開演時間を夜7時くらいにして欲しかったなあ~。それなら、3日くらい通ったのに・・・。

・桂文珍10日連続独演会 公式HP
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