2022年7月27日
旧吉田家住宅歴史公園(国の重要文化財)HP
〒277-0812 千葉県柏市花野井974−1 旧吉田家住宅
※主屋、書院、門、蔵などの8棟の建造物が重要文化財に指定されました。
※庭園、屋敷林などは、国登録記念物(名勝)に登録されています。
・駐車場有(無料)
・見学料 ・大人210円 ・大学生以下は無料
・見学する時、必要であればボランティアの方が無料で案内してくれます。
以前から気になっていた歴史的建物の旧吉田家へ行ってきました。
こちらの吉田家は、大規模に農業を営みながら代々名主の役を務め、穀物商を営むなど在郷商人として成長し、
江戸後期には、醤油醸造業に進出し、文政9年(1826年)からは、幕府の軍用馬を放牧する小金牧の管理にあたる
牧士を務め、苗字帯刀の許された土分格の地位が与えられていたそうです。
醤油の醸造は、大正11年に経営権を野田醤油(株)に売却して廃業。
現在当主が住まわれてる場所が醤油醸造所の跡地になるそうです。(パンフレットより)
※見学地の隣に当主の方のお家があります(見学はできません)
入口(長屋門)の手前のある木は桜で、開花時期はとても素敵なんだそうです!
ちなみに入場の受付は、長屋門で行います。
そして、こちらの長屋門が、こちらの現存する建物の中で一番古いそうです。
現存する主な建物は、江戸末期の造営だそうです。
☟庭には、井戸も健在しています。
☟一番大きな建物、主屋(1854年建築)
画像だと相変わらず建物大きさの迫力が伝わらないなぁ・・・・(;^_^A
☝右手の入り口は式台で、中心のでっぱり建物が帳場座敷になっています。画像に写っていませんが左奥が
通常の入口、土間につながっています。
☝こちらの玄関は、式台と言って身分の高いお客様をお迎えするときに使われるものです。
ビックリしたのは、こちらの奥のふすま裏手は、仏間になっています・・・ちなみに、いま現在、仏壇は
ありませんので。
この帳場座敷の窓ガラスは細工されていて、外からは見えにくく中から外は普通に見えるように
近くで見ると、窓ガラスが緑色になっていました。
☟画像だと窓の色がわからないですね💦
☟部屋の中はこんな感じです。一人が座れるスペースがある程度。
建物入り口、主屋の土間から入ります☟
かなり広り土間で左側に釜屋があります。
☝土間から茶の間へ入ります。
たくさんの部屋があるのですが、書院の作りがとても素敵でした!一番印象に残る場所かな。
ただ、見ることに夢中になって、部屋内全体の画像を撮り忘れた😅
一応、外からの見た書院です☟
扉などに使われている、透かし彫りが素敵でした。(※画像の右側に写っている足は、我が家の子の足です😅)
また、☟花菱組子の欄間も素敵でした~でも、花菱を撮影しようと思ったら、欄間画像が中途半端になってしまった
書院から見る庭園も素敵でした~。
洋風な庭も素敵ですが、和風の庭の雰囲気って、なんだか気持ちが落ち着きますよね
この建物も素敵ですが、素敵な庭園がありますので、各季節の様子も見てみたいなって思いました。