VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

米国ワシントン州政府、日本事務所

2006年05月08日 | 住宅業界
今日はGW明けの上に、リクルートのオフィスはレイアウト変更の引越し明けだったので
午前中はダンボール箱6箱から荷物を出し、新しい自分の席に戻す。
(これも20年間、半年毎に行ってきた行事なので慣れたものだ)
私の席は以前の席から3mほど横に移動しただけだが、フロアを上下移動する人と同じパッキングが必要である。

それを終えて、お昼は米国ワシントン州政府日本事務所
住宅産業プログラム・マネージャーである伴さんとランチでお会いした。

伴さんとは私が月刊HOUSING別冊「輸入住宅に暮らす(現、憧れの輸入住宅を建てる)」編集長をしていた頃から
取材を兼ねてシアトル-ポートランドへ行った時にも、現地でお世話になったりと
気が合って、お付き合いをして頂いている。

今日は近況報告などをしながら、GW開催されていた大阪ATCでの展示会の状況や
最近気になっていたワシントン州の「グリーンビルド法」の事などを教えて頂いた。

また3月にシアトルで入手された現地の住宅不動産雑誌から、
「RIDING THE BOOM」「CONDO CRAZY」といったタイトルの記事をコピー頂いた。
サンフランシスコやロスに引っ張られるように、シアトル・ポートランドの住宅価格も上昇した5年間のグラフや、
具体的に‘買い’のエリアと価格が表になっていた。
レポートでは「これは弾けるバブルなのか?」というリードもあるが
やはり「これほど‘買い’の状況は無い!」的モードで、あおり感十分。
人気のウォーターフロントや北米でもホテル併設のタワーマンションが好調らしい。
また一戸建てでも立地・環境重視で、小ぶりな住宅(床面積110㎡前後)のものが流通トレンドと。

そうは言うものの、NAR(全米リアルター協会)NAHB(全米ホームビルダーズ協会)
メールニュースを読んでいても、最近は「Buckle Up for a Soft Landing」というような
記事タイトルで住宅専門家の討論会がレポートされていたりと
住宅マーケットはピークを越した事が伺える。

今日円が急騰して、一時ロンドン市場では110円台に突入したらしい。
米国の金利上昇基調は変わらないというコメントもあるので、これからどう動くのか?面白い局面だ。