長澤まさみの毒母ぶりに注目!映画『MOTHERマザー』の魅力
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/anannews/trend/anannews-297375
今年7月に公開された映画ですが、
コロナ禍なので観に行っていません。
TUTAYAでレンタルできるようになったら借りてみようと思っています。
この映画は「川口祖父母殺害事件」を元にしているようです。
孫にあたる少年が祖父母を殺害してキャッシュカードや現金を奪った事件です。
当時、ニュースで耳にして、
お金のために祖父母を殺すって今の時代は怖いわあと思った記憶があります。
今回、どういう事件がググってみたところ、
少年の生い立ちに絶句しました。
働かずに親族からお金を借りまくり見放されている母親から
「殺してでも金を持ってこい」と言われて起きた事件です。
ネット上では
少年が殺人罪で15年の刑期になったのに
母親は強盗罪だったかで5年弱の刑期で済んだことに憤りの声が上がっていました。
vorinもこの事件が起きたのは母親のせいだと思います。
が、もう少し踏み込んだ事情が知りたい。
母親がどうしてこんな人間になってしまったのか。
なぜ子供を捨てなかったのか。
祖父母はなぜ少年を保護しなかったのか。
これはvorinの想像ですが、
そもそも祖父母と母親の親子関係に問題があったのではないでしょうか。
母親が育つ過程で愛情が不足していたり、
信頼関係が築けていなかったのではないかと思うのです。
だからこそ自分の子供(事件を起こした少年)を手放さなかったのではないか。
祖父母に問題があったのでは?と思う根拠に
いくら娘(少年の母親)に愛情がなくても
孫がどういう暮らしをしているかぐらいは人として気になると思うのです。
毎度お金を無心に来る孫を、
自分たちの娘(母親)から保護したほうがいいと思わないことが不思議です。
ここに祖父母の人間性が見えるような気がしました。
この少年の母親だって生まれたときから自堕落なわけではありません。
成長過程でそういう思考になる環境があったはずです。
それに対して祖父母は反省も責任も感じていないから
少年に対しても拒絶しかしなかったのかなと思うのです。
(少年の保護に関わると面倒な娘にも関わらなければいけなくなるので)
働かず少年に金をせびりまくる母親を擁護するわけではありませんし、
結果的に祖父母を殺してしまった少年の罪は消えませんが、
この事件は3代に続く親子関係の負の連鎖から起きたのではないかなと感じたしだいです。
この事件について書かれた「誰もボクを見ていない」という本を読めば
もう少し祖父母の人となりも分かるかもしれません。
もし祖父母から原因があったなら、
「因果応報」
自分の問題を放置していると自分に返ってくるということです。
世の中の親御さんは大変だ。
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