我が郷は足日木の垂水のほとり

文化芸術から政治経済まで、貧しくなった日本人の紐帯を再構築したいものです

安物 買いの 銭 失い

2010年10月08日 | 経済


ご案内

 


鶏舎を鉄パイプのハウスで造ってある。
屋根は銀色のシートで覆ってある。

昨年破れたので、新しいのに取り替えた。

10年前に買ったモノは、17,500円であった。
昨年のは、13,800円。しめた !
                                               3,700円 もうかった。 (^_^)


しかし一年経って、反対に大損したことが判った。 (^_^;)

たった一年で、ビリビリに破けて、使い物にならない。


10年前のは、1年のコストが、  1,750円
昨年のは、                       13,800円のコストである。


支那製と日本製の品質の違いは、このようなもの。

 


 アメリカ式と言おうか、ユダヤ式経済では、四半期ごとに決算書を作る。これで損益を見て、利益が出なければその部門は処分される。日本式経営では、5年 10年の気長な長期計画で事業の計画が行われていた。銀行もナンとかやり繰りをして、追い貸しなどしてくれたもの。ひとつの製品を世界一の商品に仕立て上げるには、10年でも足りない場合もある。

 年間に、5%のインフレは、経済に毎年5%以上の、資金注入が行われているから。 タンス預金や、投機へ廻される資金を勘案すれば、10%以上の融資の貸し越しがあったのだろう。この継続的な貸し越しは、ユダヤの日本経済攻撃戦では、【不良債権】と喧伝された。新規の貸し出しは止められた。貸したものは返せとばかりに、貸し剥がしである。これで多くの企業経営者は、担保の財産まで処分されてしまった。たとえ日銀からの金利がゼロパーセントになろうとも、金貸しの酷薄な本性を見てしまった経営者は、担保を出しての借り入れは起こさない。人の信用は、10年かかってやっと出来る。信用を壊すのはたった一度の悪行で足りる。


 過日の寄稿、『覚悟のない日本』では、為替は「ドルは84円から83円の間で管理されている」と書いたが、この言は昨日あっさりと、粉砕されてしまった。アメリカの信用創出、つまりドルの輪転機の唸りようはそれほどに酷い。印刷されたドルは、金融関係に先ずは流し込まれる。次には高額所得者に流れてゆく。彼らはどのような金の使い方が良いのかは知っている。安いすぐ使い物にならなくなる、支那製はもとより、アメリカ製も買わない。目先では高いが、長期のコストを計算すれば断然安い日本製を買う。

 如何にブロック経済化と言っても、自由経済の原理は壊せない。壊せば、農業製品や医薬品そして飛行機などの、アメリカ主力輸出品が立ちゆかなく成ってしまう。日本からのハイテク素材も、マザーマシンも入らなくなる。今アメリカは自国経済が、日本無くてはなり立たないことを実感している。支那経済が尖閣問題で赤信号が灯った。温家宝は漁業監視船を撤収せざるを得なかった。しかし失った信用を回復するには、10年かかる。

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 アメリカ資本に経営権を奪われた会社の社員がどのような目に遇うのかは、今回のフジタ社員の拉致監禁で天下に晒された。彼らは人間としての待遇は受けてはいない。支那の対日、口喧嘩に「生け贄」として捧げられたのである。

 しかし彼らも、泥棒会社の社員といえども、日本人である。日本の最先端の、知的センサーである ネットでは その悪辣な意図を見抜いている。これもひとつの反撃材料。「遺棄× → 委譲○」 兵器処理事業は頓挫させるべき。これこそ不合理で無駄な事業。民主党の事業仕分けの真価が問われる。

 親会社のゴールドマンサックスや、支那の化学兵器処理事業担当者らは やぶ蛇 という、日本の諺を知らなかったようだ。尖閣事件の早期終結とヤクザの自尊心を満足させるために、フジタ社員をつかまえて日本政府を恐喝した。しかしネットの寝た子を起こしてしまった。こいつらを放置しては後々の為にならない。











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アクセスの記録  2010.10.07(木)    1920  PV     469  IP     1304 位  /  1476258ブログ

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