wakuwakuな生活

徒然なるままに、楽しいことをわくわくするようなことを載せていきたいです。

中国地方の有名どころを網羅。

2014-08-06 12:11:38 | 旅行記
 平成26年8月3.4.5日 偶然見かけた旅行パンフレットに、私が行ってみたいところが満載していたパックを見つけたので、思わず申込み、今回の旅行となった。

厳島神社は5年前くらいに行っているけど、そこだけがかぶっているだけで、あとは初めての所が満載だった。

順番に追っていくと、まずは、広島の宮島、厳島神社参拝。
    


でも、厳島は、毛利元就が陶氏を破った厳島合戦の戦場で、戦国の三大合戦だということを本を読んで知ったので、その場所に行けて良かった。毛利が元就が立てこもった要害山というところは、見た目には小高い丘で、三方から子どもたちが来なければ敗れてしまっただろう。
新聞を読んでいたら、ちょうど厳島合戦のことが出ていた。毛利元就が、陶氏と戦うのに、是非とも味方につけたいと思ったのが、村上水軍で、村上水軍が元就側についた事で、この戦いが勝利できたと書いてあった。
 

そのつながりとして、2日目に歩く世界遺産といわれている石見銀山に行った。
      


大航海時代の16世紀、石見銀山はヨーロッパでよく知られていて、世界の産銀量の3分の1はこの石見から採掘されたという。だから秀吉も家康もこの石見を自分の領土として管理したかったのだ。

中国地方は、もともとは毛利が傘下に入る大内氏の領地だったけど、その大内の殿様がしっかりした政治をしなかったことで、重臣であった陶氏が大内を乗っ取り、その勢力を絶大にした陶氏を、この厳島合戦で、毛利が破ったということで、中国地方を毛利が治めたという。その後、秀吉は銀山だけは自分が管理し、関が原後は家康は天領として管理している。

世界遺産を歩いていると、豊栄神社なるものがあった。
  

毛利の殿様の肖像画が祭ってあるという。

一日目は厳島神社のあとは、バスで北上し、山口県の萩に行った。
一度は行ってみたかった松下村塾に行った。こんな小さいところでそれも28歳の若さで幕末の志士たちにこれからの道を教えたのかと驚いた。
次の日の朝早くには、萩の城下町を歩いたが、あまりにも早くてほとんど見学できなかった。高杉晋作の家や銅像があった。
来年の大河ドラマ「花燃ゆ」はここの町が舞台となる。吉田松陰の妹文(ふみ)をヒロインに展開するという。
夏みかんの木がそこかしこに植えてあり、藩の窮乏を補うために各家に植えさせたという。夏みかんはいつもなっていて、途切れることがないから、代々繁栄してほしいという願いも込められているという。だから橙(だいだい)という。
夕飯は「フグづくし膳」。刺身が一番美味しかった。煮たり焼いたりすると、ただの白身の魚になってしまう。
            


2日目は、日本海の海岸線を東に移動して、石見銀山に行き、それから島根県の出雲大社に行く。本当の呼び名は「いずものおおやしろ」というそうである。
宍道湖の西にあって、随分端の海に面したところにあるのだなと思った。60年ごとに行われる式年遷宮が終わったばかりで、綺麗な藁葺き屋根になっていた。
   


2日目のホテルは、鳥取県の大山(だいせん)グランドホテル。富士山みたいになだらかな裾野を持つ大山の中腹に位置する。食事はバイキング形式でメニューが豊富で美味しかった。特にローストビーフは何枚も食べてしまった。

3日目は、島根県に戻って、足立美術館に行った。横山大観の作品が主流である。何と横山大観は明治元年に生まれている。奥さんや子どもさんを早くに亡くしていて、私生活はちょっと寂しい人だなと思った。まあ、何度も再婚はするのだけれども・・・
足立美術館は、庭園が素晴らしい。
    


次に、鳥取砂丘に行く途中に因幡の白兎で有名な白兎海岸を車窓から見た。
  


次に、鳥取砂丘に行く。ほんと砂の上を歩くのは、疲れる。長靴に履き替えても、砂が靴下の中に入ってくる。裸足で歩いていた人がたくさんいた。ガイドさんは、ストッキングで歩いたら、粒が細かいからストッキングの中に入ってみっともなかったと言っていた。
砂丘の上まで行ったら、海側は意外と急角度である。ここから落ちたら怖いなと思っていたら、「この砂の角度は何度だと思いますか?」とパトロールの人が質問してくれ、こんな急だから「45度くらいかな」と言ったら、「35度」だと教えてくれた。砂は落ちると自然に35度になるらしい。砂時計がそうだという。何でこんなところでパトロールしているかというと、何と前日中国の人ふたりが、目の前の海岸で泳いでいて、波にさらわれて亡くなってしまったということで、パトロールしているという。日中関係が悪化している中で、もっと悪くならなければよいがと思った。
また、近くに砂の博物館が有り、巨大な砂のアートを展示していた。
       


最後に、鳥取砂丘から東に30分くらい行くと富浦海岸がある。そこで遊覧船に乗って
この旅行の最後の観光になる。
   

今回も、たくさんのことを知ることができて、幸せである。神に感謝である。
コメント (2)
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