wakuwakuな生活

徒然なるままに、楽しいことをわくわくするようなことを載せていきたいです。

「生類憐みの令」がこんなところで確認できた。

2012-01-29 13:08:07 | 神奈川・相模原近隣の歴史・旧跡
最近近くの博物館に行くことがあり、そこで昔のものをコレクターしている方の特別展示がありました。そこでこんなものを発見しました。

  


何と時代は江戸の元禄時代、将軍綱吉は、お犬様と呼ばれ、犬を後生大事にする御触れを出し、一般庶民にもそれを強要した。俗に言う「生類憐みの令」である。

この文献をよく読むと、下々のこんな市井でも犬が迷子になったからそれを探したら、なんと狼に食いちぎられていたとある。それをお上に報告するために作られた文章(提出書類)であるらしい。

全くもって面白い。犬の飼い主や五人組の各々の名前が書きつられ、母印まで押している。人より犬を大事にする時代、江戸時代の珍事を立証する文献に出会って、妙に感心してしまった。

それに、もう一つ江戸時代の文献があった。それは、小田原北条氏の家臣のもので、今の津久井の地の知行高の書き上げが記載してある文献があった。
かってこの津久井には津久井衆といって、北条氏の家来らがいたので、こうした写しが多く残されているということである。

  


昔はいちいち、こうやって手書きで、書き記していたんですね。当たり前のことですが・・・。
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3 コメント

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Unknown (みなちゃん)
2012-02-11 18:07:51
15代続いた江戸時代、その時々の将軍に翻弄され、家来や庶民達は大変だったでしょうね。いつの時代も上に立つものは、それなりの器量と才覚が重要だよね。
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コメントありがとう (wakuwaku)
2012-02-12 12:37:58
 実際にこういうものを見たのは初めてでした。教科書には載っているけど、庶民はこんな風にお触れと関わっていたんだな~といたく感心しました。
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ホントだね! (しお)
2012-02-16 21:25:02
面白いね~
本で見るのと実物見るのでは やっぱり違うでしょうねぇ
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