大晦日にベルリンへ移動し、年越しの大騒ぎに立ち会いました。カウントダウンに合わせて、ところ構わず花火が炸裂します。歩道を歩いていると突然何かが右手小指に当たりました。強烈な痛みを感じ、2日ほど腫れていましたが、なんとか快方に向かっているので放っています。前置きはさておき、さっそくベルリンの市電です。
ベルリンの市電は、旧東側を走っています。東西時代に西側の市電は、政策により廃止されました。 2016.1.1
専用軌条ですが、ゴミがいっぱいです。すべて新年を祝った花火の残骸です。街中がすべてこのような有様です。いつになったら片付くのでしょう。
ここにも花火の残骸が・・・・・
狭い路地ですが、路上駐車は当たり前。市電はこんなところも走り抜けますが、車両は一方通行なのでトラムとはち合わせをすることはありません。
歩行者用の信号機です。旧東ドイツ地域でおなじみの「アンペルマン」です。
旧東ドイツ地域の歩道です。Stolperstein(シュトルパーシュタイン)というそうです。意味は「つまづきの石」。ここの建物で4人のユダヤ人が捕らわれ、収容所へ送られたことがわかります。その人の氏名、性別、生まれた年、経歴、送られた収容所、処刑された期日などが記されています。"Stolperstein Projekt"といい、ユダヤ人を虐待した歴史を反省し、二度と「つまづかない」というドイツの強い意志の表れです。
東ベルリンの象徴だったテレビ塔からの眺望です。窓ガラスは、かなり汚れています。展望デッキの高さは、約200mです。
今回のベルリン訪問の目的です。大晦日に、この会場で開催されたBPOジルベスターコンサートを聴きました。