9月24日土曜日 「初秋の称名寺に散策・食・学ぶ」報告
10時 雨模様ではあるが、降らないことを願いつつ、世話人4人は9時半に「金沢文庫」駅改札口集合。
横浜稲門会会長北さんをはじめ、 次々と皆さんが集まり、10時に出発できた。直接現地に行く人も
入れて総勢24名。東口の階段を出て称名寺ヘ向かい、グリーンベルトを歩いて予定の15分に着くかと
心配したが、思いの外、皆さんは健脚だった。
10時30分~11時半 赤門をくぐり、仁王門に向かう。阿字が池の周りや境内一帯に彼岸花が咲き、秋の
訪れを告げていた。彼岸花の赤に苑地の水と緑が静かに溶け合っていた。「金沢八景」の浮世絵が
掲示されたトンネルを出て「県立金沢文庫」に入館した。入館料は各自(65歳以上100円)
地下室で「金沢北条氏と金沢文庫」ビデオを見せてもらった後、山地専門学芸員の説明で金沢文庫の
「『称名寺聖教・金沢文庫文書』約2万点が国宝に指定された。我が国の歴史を考える上の第一級の
資料群であり、北条氏が集め、滅亡後、仏教書として保存された。」とよどみなく話された。
続いて、一階の展示室で、日常見られない個人蔵の仏像や国宝に出会うことができた。一度拝見した
だけでは、理解しがたい私たちに繰り返し説明をしてくださった。
12時~1時 (ふみくら茶屋)予約の松花堂弁当と名物のあなご丼との時差はあったが、お味はいかがでしたか。
満足度○○パーセント?
時間差はご勘弁していただき、普段は開かない金堂の拝観時間を心配して、食後、各自が金堂に急いだ。
雨の中、仁王門に郷土史家の酒井さんが待っていてくださった。
1時30分 称名寺金堂見学、いつもは外の隙間から覗くだけ。(一般の方には公開していない。皆さん、他言無用)。
ご住職に挨拶。金堂内に外気とは違う深い匂いが立ち込めていた。
(・酒井宣子さんの自己紹介と共に、手作り資料で堂内の説明と案内)
2時20分 金堂の軒下に顔をそろえて小雨の中での全体写真。その後、散策は中止し、解散とした。2時39分発の
文庫駅のバスを待つ人が多かった。空を案じながらの称名寺ではあったが、静かな学びの時を過ごした。
多数の「金沢文庫」のパンフ、ゆっくり見直し、良い時期にまた訪れてみてください。
お元気で。また、お会いしましょう。
参加者(申込み名簿より・遠井信久・川崎礼子・徳植裕子・横山順子・浅賀由紀子・内藤修・大隅陽子・柏木洋子
・小久保康子・東島正樹・北憲五・飛永信雄ご夫妻・小菅節子・窪田久乃・小山たづ子・大須賀三雄
・井川ミサ子・小林正德・氏家美代子・小山美香・安井緑・吉田朱美 (記・石田薫)