第4回 ワインを楽しむ会のご案内
第4回のテーマは「真夏のワインの楽しみ方」です。真夏に似合うワインのテイステイングと共に、真夏に
涼しさを誘うワインカクテルのレシピを紹介し、皆様にお好みのワインカクテルを楽しんで頂きます。
テイステイングは真夏のカルフォルニアで一番人気のスパークリング・ホワイトジンファンデルで乾杯です。
続いて、イタリアのベリーニをテイステイングします。ベリーニはベネチア・ハリーズバー生まれの白桃の
微発砲ワインカクテルですが、文豪ヘミングウェイがハリーズバーで愛飲したことで世界中に知られる様に
なりました。真夏に美味しい赤のスパークリングワインもテイステイングします。
赤のスパークリングワインはイタリア・エミリア・ロマーニャ州とオーストラリアが世界の二大産地ですが、
今回は最も歴史のあるエミリア・ロマーニャ州のランブルスコを用意したいと思います。
赤のスパークリングワインと言えば、ランブルスコがその代名詞となっている程、世界的に有名です。
テイステイングを楽しんで頂いた後は真夏に美味しいワインカクテルをご紹介致します。
キール、キールロワイヤル、カーデイナル、スプリッツアー、キテイ、ミモザ、アメリカンレモネード等の
赤ワイン、白ワインベースのレシピを紹介し、皆さまにはお好みのワインカクテルをご自分で作って頂きます。
皆様の参加をお待ち致します。
日 時: 2016年7月28日(木) 17:00~19:00
テーマ: 「真夏のワインの楽しみ方」
場 所: 横浜稲門会事務所
参加費: 2,000円(ワイングラスは出来ましたらご持参願います。)
参加される方は7月14日(木)までに横浜稲門会事務所宛てにメール連絡願います。
代表世話人 佐藤久美子
世話人 榎本義子、山本壽枝、福岡博通、北條正明
第10回歴史散歩の会 「龍口寺輪番八ヶ寺めぐり」実施報告
〜 海辺の町と日蓮上人の遺跡 〜
1.実施日 平成28年6月4日(土)
湘南モノレール湘南江の島駅 13:00出発
小田急線片瀬江ノ島駅 16:30解散
2.参加者
参加者は54人(会員47人、会員の同伴家族7人)だった。
<参加者氏名>
浅賀達也、浅賀由紀子、安藤良男、飯田光雄、石黒稔、石田薫、井上忠、内田弘治、
榎正之、榎本義子、大久保尚節、大野隆幸、大野恵、岡部滋、岡安宏眞、小野里久、
笠間裕、笠間美和子、柏木洋子、柏木政利、上條勝弘、川口守男、菊地一郎、菊地知恵子、
久保田正、山藤卓、山藤恵美子、白鳥高、新堀誠、鈴木一彦、竹末洋三、田中とき子、
田中信夫、富山憲一、内藤修、花井正徳、浜口紘、早川容史、林田浩次、半田邦久、
東島正樹、日髙俊典、深野宏之、福岡博通、福田義朗、藤木立夫、本荘正治、間下昌彦、
山口久美子、山崎紀一、山角誠、山本壽枝、吉野治郎、若林和茂
3.散歩コースと概要
<コース>
湘南モノレール湘南江の島駅〜西行戻り松・江の島道道標〜本蓮寺(※)〜常立寺(※)
〜龍口寺〜法源寺(※)〜本龍寺(※)〜勧行寺(※)〜妙典寺(※)〜東漸寺(※)
〜本成寺(※)〜満福寺〜浄泉寺〜小動神社〜国道134号線 〜弁天橋〜
小田急線片瀬江ノ島駅(16:30解散)
(※)は輪番八ヶ寺 山号はどこも「龍口山」
<概 要>
片瀬の龍口寺は、日蓮宗の霊跡本山のひとつで日蓮が鎌倉幕府に罪を問われて斬首され る
ところ奇跡的に命拾いした所とされている。この寺は、明治の前期まで住職は置かれず、
周辺のお寺(八ヶ寺)が交替で管理してきた。今日はこれらのお寺を一巡し、帰り道は、
海と 江の島を見ながら、国道134号線を小田急線片瀬江ノ島駅まで歩くコースだった。
なお、案内は藤沢稲門会を経て「江の島・藤沢ガイドクラブ」にお願いした。クラブからは
4人のガイドが派遣された。
4.散歩の状況
この日の天候は、くもりで比較的湿度の低い爽やかな一日のはずであった。ところが終了間際に
海岸に出たら、大変な大風で、歩いていると砂まじりの風が身体全体に吹き付けてくる状況となり、
急いで駅に駆け込むこととなった。海と江の島を見ながら歩くというムード にはとても縁遠い
天候になってしまった。
集合・スタートの湘南江の島駅は、湘南モノレールの江の島駅である。この辺には、江ノ電 、
小田急、モノレールの3線があり、それぞれに「江の(ノ)島駅」がある。スタートの江の島駅前は
狭く、50人もの人が集まるには危険なので12名が集まり次第スタートした。その結果参加人数の
読み違いもあって、最終班の第4班のみ18名になってしまった。
駅前の道は江の島参詣の道で、藤沢方面に少し戻ると「西行の戻り松・江の島道道標」が ある。
藤沢宿からここまで11基の同型の道標がある。いずれも藤沢市のの文化財。つぎの本蓮寺は、
推古天皇3年(595)の創建とされ、藤沢では最も古い寺。元暦元年 (1184)頼朝により再建され、
真言宗源立寿院となったが、嘉元の頃(1303〜06)日蓮の弟子日秀上人により、日蓮宗に改宗し
本蓮寺となった。鎌倉幕府の宮将軍宗尊親王が将軍職を解かれて帰洛するときにここで詠んだとされる
「帰り来て また見んことも 固瀬川 濁れる水の 澄まぬ世なれば」の歌碑がある。
つづいて常立寺に行く。創建年代は不詳だが、廃寺となっていた真言宗のお寺の跡に、天文元年
(1532)日豪上人がこの寺を再興したという。境内には、建治元年(1275)に処刑 された元(国)の
使者5人の供養塔(五輪塔)がある。近年横綱を初め多くのモンゴル人力士 がお参りにくるという。
日蓮宗の霊跡本山龍口寺に到着。ここの創建時期も不詳だが、慶長6年(1601)に本堂が 建てられた
と伝えられている。今の本堂は天保3年(1832)に再建されたもので、関東大震災にも耐えた総欅造りの
建物である。山門は、元治元年(1864)に大阪の両替商加嶋屋作五郎が寄進したもので、4枚の中国
故事の透かし彫りは見事なもの。本堂を左に見ながら、右斜め入っていくと、明治43年建立の五重塔が
ある。これは神奈川県唯一の釘一本使用していない造りとなっている。五重塔の前を通り、本堂裏の山に
入っていく。やがて展望の良い高台(仏舎利塔)につく。海、江の島、そして右側に大山、丹沢が見える。
なんと、今日はうっすらとではあるが、富士山が見えた。
龍口寺を出てしばらく行くと鎌倉市に入る。最初に訪ねたお寺は法源寺である。文保2年(1318)
妙音阿闍梨日行の創建という。つづいて ほぼ200mほどの距離の中に、残りの 本龍寺、勧行寺、
妙典寺、東漸寺、そして本成寺と五つの寺があり、順に巡った。これらのお寺は鎌倉時代の末から
50年の間に、次々と建てられた。その中で本龍寺は、乾元元年(1302)、妙音阿闍梨日行の創建で、
法源寺とは兄弟寺である。
ここから江ノ電の踏切を2回渡って満福寺に入る。この寺は古く、天平16年(744)行基の開山と
されている。源平の合戦で平家軍を倒した源義経が鎌倉に入ろうとしたが、頼朝の不信を蒙り、ここに
留め置かれ入ることができなかった。この時大江広元宛に書いた「腰越状」の草案がここに残っている。
この見学はしなかった。この寺を出て、浄泉寺、小動神社を経て海岸にいくと腰越漁港が見える。
海辺の国道134号線を片瀬江ノ島に向けて歩いたが、砂まじりの強風に難儀しながら、やっと小田急線
片瀬江ノ島駅に到着した。駅前で参加者全員が集合し、世話人代表の本日の散歩終了の挨拶を受けたあと、
ガイドのみなさんに拍手でお礼をして解散した。
(文責)石黒 稔
龍口寺(右奥に五重塔が見える)
コーラス同好会
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* 経験者でなくても大歓迎です
* 1レッスン、2時間で1,000円が会費となります
* 専任の指揮者、ピアニストがつきます
* 練習場所: 桜木町 ぴおシティ6F 多目的ホール
横浜市中区桜木町1-1
* 練習時間: 第2、4火曜日 17:35-19:35
* 練習曲 : ショパンから美空ひばりまで
連絡先 : 雨宮 敏徳 090-7723-5038