木曽越峠の仙人日記

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薬用植物 「カキドオシ」

2020年04月09日 06時28分31秒 | 薬草

4月9日

当地の朝は晴れ



「カキドオシ」、シソ科

生薬名: 連銭草      (全草)

漢名・連銭草: 葉が丸い事から銭に見立てて

葉が茎につながっている事から、此の名が付いた

カキドオシ・垣根を越えて 隣家の庭まで入って行くので

垣根通し・・・・・カキドオシの名が付いた



生育地と分布地

日本全国の道端に、藪地に自生し、北半球温帯地域にに生える

カキドオシ属は北半球に10~12種ほど分布している



薬用部位と採集

春の開花期に、全草を刈り取り乾燥させたものが、生薬の連銭草で有る



薬効
利尿・鎮咳・消炎・解毒薬・黄疸・胆のう結石・腎炎

尿路結石・糖尿病・子供の疳の虫に応用される

民間薬として、腰痛に入浴剤として用いられる

参考文献・日本薬草全書



「キブシ」、キブシ科

各地の雑木林などに自生する落葉低木



民間薬として:(水虫に) 未熟の果実をすり潰して直接患部に塗る



「タラノキ」、ウコギ科

タラの芽は山菜として、天婦羅にして食ると美味しい

(薬用 タラノキに付いては後日書きます)
コメント
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